ARで部屋に浮かび上がる調度品『アメリアの秘密』日本語版、6月10日発売
すごろくやは6月10日、『アメリアの秘密(Amelia’s Secret)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:不明、イラスト:B.ニコラス、1~6人用、12歳以上、60分、3520円(税込)。
アニメーション映画やモーションデザインを手掛けるXDプロダクション(フランス)が製作したAR(拡張現実)ゲーム。スマートフォンで家中の床や壁を映して浮き出る遺品を調べ、洋館の謎を解く。
時計や暖炉の絵が描かれたマーカーシートを、シートごとに指定された高さの壁や机の上などに貼り付け、専用のアプリケーションを入れたスマートフォンで映すと、棚、時計、タイプライター、マネキンの腕といった呪われた洋館の調度品が浮かび上がる。これらは画面上でタップすることにより、引き出しを開けたり、ボタンを押せたり、実際に操作ができるようになっており、近づいたり回り込んだりしてより詳しく観察もできる。
これらの品々に隠された不思議な模様を組み合わせて暗号を解いたり、見つけたアイテムを組み合わせて鍵を開けたりして物語が進んでいく。洋館に隠された全ての謎を解き明かすことができればゲームクリアとなる。
チュートリアルモード、短時間でシンプルな謎解きが楽しめる初級モード、本格的な謎解きに挑戦する本編モードがあり、それぞれ別の謎が隠されている。スマホ画面の中に古ぼけた暖炉や扉が実際にそこにあるかのように出現し、いつもの見慣れた部屋や廊下が呪われた洋館のアトラクションへと様変わりする新感覚ゲーム。アプリの懐中電灯機能を活用し、部屋を薄暗くして遊べば、恐しい洋館の雰囲気を味わえるだろう。
ボードゲームホテル「MIMARU大阪 難波STATION」6月2日オープン
大阪・難波に6月2日、ボードゲームや遊びを中心とするエンタメホテル『MIMARU大阪 難波STATION』(運営:株式会社コスモスイニシア&株式会社コスモスホテルマネジメント、企画・コンテンツ制作:株式会社ブルーパドル&ベースドラム株式会社)が開業する。南海電鉄難波駅徒歩4分、無休、特別キャンペーンとして9月まで1泊1室(4人まで)税込13000円から。
東京・大阪・京都に展開するアパートメントホテルチェーンの新店舗。JELLY JELLY CAFEの白坂翔氏、TANSANの朝戸一聖氏、Anaguma Gamesの秋山乃佑氏、イラストレーターのママダユースケ氏など、ボードゲーム界のエキスパートたちがプロデュースに加わり、遊び心いっぱいの「一晩中みんなで遊べるホテル」となった。
客室は定員4~6名の全91室で全室キッチン・ダイニング付き。ベッドルームを天国部屋・密談部屋にできる「人狼・マーダーミステリーの部屋」(写真左上)、キッズゲームだけでなくプラレールや積み木も用意した「こども向けボードゲームの部屋」(右上)、屋外で焼肉もできる「スカイテラスとボードゲームの部屋」(左下)、人気ボードゲームが遊べる「夜通しボードゲームの部屋」などさまざまなテーマの部屋があるほか、2階ロビーの「遊べる縁側」(右下)にはおすすめゲームを教えてくれるコンシェルジュがおり、共用スペースでボードゲームを遊んだり、ゲームイベント(企画予定)に参加することもできる。客室でも遊べる館内ボードゲームは130種類。
さらに宿泊者限定のオリジナルゲーム「HOTEL GAMES」を8タイトル用意。宿泊メンバー全員がいたずらミッションを朝までに実行する『一泊いたずら人狼』、客室に隠された20枚の金貨を探す『小さな金貨』、逃げたピクトグラムを探す『ピクトのかくれんぼ』、エレベーターのドアに何人乗っているかを当てる『エレベーターギャンブル』、財宝を収納した隠し部屋を探す謎解き『秘密の部屋』など、ホテルならではのゲームが楽しめる。
その他、花札アートが毎月変化するフロント(写真左)、大きなボードゲームボックスに入れるフォトスポット(右)など、細部までこだわったボードゲームホテル。料金は1室単位なので、1人あたりにすれば3~4千円程度。これは連泊で泊まりにいくしかないだろう。予約は下記リンクから。