ごちゃまぜになった2つのお題を当てる『ワードコンセプ塔』7月1日発売
ヨツハシは7月1日、『ワードコンセプ塔』を発売する。ゲームデザイン:下垣内光晴&松永媛香、イラスト:横井百美&山口朱音、3~9人用、8歳以上、30分、1980円(税込)。
日本酒のラベルや地域情報誌を制作してきた同社が2021年に始めたカードゲーム部門「kamiasobi」の第4弾。これまでの『七福神めくり』『神さま日本酒でございます』『神さま日本酒おつぎします』から一転、クールなグラフィックの正体隠匿ワードゲームである。
「パンツ/メガネ」「トラ/シマウマ」といった似て非なる2つのお題を、親(ジャッジ)が「それを色で表すとしたら?」などのオーダーカードで質問して当てる。他のプレイヤー(レジスタンス)はランダムに白のお題と黒のお題が割り当てられており、親はそれぞれ何枚ずつかは知っているが誰がどちらかは知らない。
2~3周で当てる時間となり、親は2つのお題を両方当てれば5点。さらに誰がどちらのお題だったかまで当てられれば当てた人数だけ加点される。他のプレイヤーは親が外れると得点できる。交替で全員が親をして合計得点を競う。
他のプレイヤーは親ができるだけ得点できないよう、ウソにならない範囲でいかに撹乱できるかがポイント。オーダーカードには「赤ちゃん言葉で説明する」などといったミッションが出ることもあり、親がわからないときはもう1周質問できるジャッジメントカードもある(ただし使うと減点になる)。2系統の回答の違いをいかに見分け、そこからうまく正解を推理できるか、親のひらめきが試される。
内容物:お題カード 36枚、オーダーカード 33枚、役職カード 8枚、ジャッジメントカード 3枚、得点カード 1枚、カードスタンド 1枚
『カタン』5~6人プレイで「手番外建設」なくなる
『カタン』を5~6人でプレイする場合、手番プレイヤーの後で1周、各プレイヤーが建設だけできるルール「手番外建設(Außerordentliche Bauphase)」がなくなり、代わって「2人パイロットルール(Zweipiloten Regel)」が導入される。オンライン版「カタン・ユニバース」では2021年3月から施行されており、製品版でも今秋の新版からルール改訂される予定。
「手番外建設」は5~6人プレイ時の追加ルール。1周する間に資源がたくさん産出されすぎてバーストしないよう、手番プレイヤーの手番終了後、次のプレイヤーがダイスを振る前に、全員が時計回りに手持ちの資源で建設(発展カードの購入含む)ができるというもので、資源の交換や、規定点に達した場合の勝利宣言はできなかった。
「2人パイロットルール」はもともと宇宙編新版の5~6人用拡張(オリジナルは2020年発売)で導入されたもので、スタートプレイヤーが1番のトークン、スタートプレイヤーの左の左のプレイヤーが2番のトークンをもち、1番のプレイヤーが通常の手番を行った後、2番のプレイヤーが手番を行う。ただし2番のプレイヤーはダイスを振らず、他のプレイヤーとの資源交換はできない(4:1、3:1、2:1交換は可能で、勝利宣言もできる)。その後、1番と2番のトークンをそれぞれ左どなりに送って次の人の手番となる。
6人の場合は平均してダイスロール3回につき1回、5人の場合はダイスロール2.5回に1回手番が回ってくる計算で、バーストする確率は4人プレイよりも低いことになる。また、全員に意思確認をする必要がなくなり、時間短縮も期待される。公式サイトでは、現行の5~6人拡張でも「2人パイロットルール」で遊んでよいという。
CATAN UNIVERSE: 5-6 SPIELER ERGÄNZUNG MIT NEUER REGEL JETZT VERFÜGBAR