『ドミニオン:繁栄 第2版』日本語版、2月上旬発売
ホビージャパンは10月下旬、デッキ構築ゲームの拡張セット『ドミニオン:繁栄 第2版(Dominion: Prosperity (Second Edition) )』日本語版を発売する。ゲームデザイン:D.X.ヴァッカリーノ、2~4人用、14歳以上、30分、4950円(税込)。プレイするには『ドミニオン 第2版』『ドミニオン:基本カードセット』などに含まれる「勝利点」「財宝」「呪い」カードが必要。
4番目の拡張セットとして2010年に発売されたものをリニューアル。カードを大幅に入れ替えた第2版としても『陰謀』『海辺』『異郷』に続いて4番目となる。テーマは「富」と「繁栄」で、金貨よりも価値の高い財宝「白金貨」(9コストで5金)や、属州よりも価値の高い勝利点カード「植民地」(11コストで10ポイント)も加わるほか、王国カードの特殊効果を持ち合わせた財宝カードなどお金持ちプレイが楽しめる。
旧版から9種類を入れ替えた25種類の新たな王国カードと、「金貨」と「属州」よりも高い価値のある2種類の基本カードが加わる。今回旧版からなくなったのは「借金」「交易路」「護符」「禁制品」「会計所」「玉璽」「投機」「香具師」「ならず者」。代わって「かな床」「事務官」「投資」「ティアラ」「ペテン師」「コレクション」「水晶球」「豪商」「軍資金」(日本名は仮)が加わる。新カードの効果はぼどろぐでまとめられている。
内容物:カード 300枚、トークン 31枚、収納トレイ、インデックスシート、ルールブック
森林再生のワーカープレイスメント『アティワ』日本語版、2月上旬発売
ホビージャパンは2月上旬、『アティワ(Atiwa)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:U.ローゼンベルク、イラスト:A.エルカートン、1~4人用、12歳以上、プレイ人数×30分、8800円(税込)。
ローゼンベルクが『ハラータウ』(2020年)以来2年ぶりにルックアウト社から発表した重量級ワーカープレイスメントゲーム。アフリカのガーナにあるアティワ山脈を舞台に、フルーツコウモリとフルーツで森林再生と環境保全に取り組む。
手番には3人のワーカーをアクションスペースに配置して、さまざまなパターンの地形カードを獲得し、そこに樹木、野生動物、ヤギ、フルーツコウモリを配置していく。樹木にはフルーツがなり、フルーツコウモリを使って樹木に育てる。お金と樹木で住まいを獲得し、家族を増やす。
家族は収入と勝利点をもたらすが、住まいを作るには樹木を伐採しなければならず、増えるほどたくさんの食料が必要となるため、リソースをいかに節約できるかが勝負となる。また、鉱山採掘で土壌を汚染しないように訓練しなければならない。
「金がない」「家がない」「ヤギがいなくてコウモリを食うしかない」と、いつも何か足りなくて苦しいが、うまく成長できたときの喜びが味わえる作品。サマリーカードに加え、リソースをカード上に配置するほどメリットが開放されるリソースボードで、遊びやすい工夫が施されている。
内容物:アクションボード 1枚、拡張ボード 2枚、サプライボード 4枚、厚紙製マーカー 190枚以上、正方形カード88枚、木製コマ 200個、得点計算用紙 1冊、布袋 1枚、ルールブック 1冊