シカゴ大火から復興『シカゴ1875:シティオブザビッグショルダーズ2版』日本語版、7月発売
数寄ゲームズは7月、『シカゴ1875:シティオブザビッグショルダーズ2版(Chicago 1875: City of the Big Shoulders)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:R.チャンドラー、イラスト:E.R.ディーリング&A.レーシュ、1~4人用、14歳以上、120~180分、18600円前後(税込)。1月15日まで事前予約受付中(一般発売は少部数になる見込み)。
パラレルゲームズ(アメリカ)から2019年に発売された作品で、クワインドゲームズ(オランダ)が現在、ゲームファウンドで第2版のプレオーダーを受け付けている。18XXシリーズスタイルの株式操作とワーカープレイスメントを組み合わせた重量級ゲーム。1871年のシカゴ大火の後、起業家や投資家となって、シカゴを再建する。
会社を設立し、株を売買し、従業員を雇い、工場で商品を生産し、市場を行き来して各家庭に配達する。1ラウンド(10年)は株式を売買するス株式フェイズ、街を再建してボード上にアクションスペースを作る配置する建設フェイズ、企業がパートナーを派遣してシカゴ全域で取引を行うアクションフェイズ、企業が資源を購入し、商品を生産し、シカゴから出荷する営業フェイズ、クリーンアップフェイズからなり、5ラウンド(50年)でゲーム終了。最後に購入した株を現金と交換し、達成した目標に応じて報酬を受け取り、合計額で勝敗を決める。
第2版はクワインドゲームズのマスタープリントシリーズ26番として出版され、拡張「Burden of Destiny」、ミニ拡張2種類が同梱されるほか、ソロルールが加わり、ボードデザイン改良、インサート、エンボス加工やスクリーン印刷などコンポーネントがグレードアップする。初版をもっている人には、差分の分売もあり。
数寄ゲームズ:「シカゴ1875:シティオブザビッグショルダーズ」の事前注文を行います
(写真は英語版)
ボードゲームCF総額ランキング、2タイトルが1億円超え
昨年の日本発ボードゲーム・クラウドファンディングでは、2タイトルが1億円、他に9タイトルが1000万円を超えた。ランキングは以下の通り。
最高額となったスイートランドは、うちばこやのキックスターター第6弾。戸塚中央氏のデザインで、プレイ時間100~200分という重量級に国内外から注目が集まった。『アニマルカードゲーム』は、pixivユーザー・ワタル氏によるウェブ漫画「カードゲームうさぎ」に登場する架空のカードゲームを製品化した。
当サイトでは右サイドバーに現在進行中のクラウドファンディングを掲載してウォッチング。終了日にはリマインドのポストを行っている。一昨年の1位はうちばこやの『アクアガーデン:ビーチコーミング』で48,175,674円、昨年の1位はケンビルの『スレイ・ザ・スパイア:ボードゲーム』で61,173,505円。
ボードゲームクラウドファンティング2024ランキング(500万円以上)
1位:スイートランド(うちばこや)106,282,028円
2位:アニマルカードゲーム(大興印刷)105,073,000円
3位:真・女神転生 ザ・ボードゲーム(ICREA)98,963,619円
4位:オスティア:パイレーツ(うちばこや)52,699,282円
5位:メゾン・ド・ナイトメア(シエラゲームズ)18,437,200円
6位:スノープランナー拡張(14games)17,895,499円
7位:メタルフラワーズ(Asita Miyamoto)13,480,200円
8位:JISOGIアニメスタジオタイクーン(Esper Game Studio)13,259,738円
9位:エターナルデックス(Hiroken)12,161,000円
10位:ギルティギア・ストライヴ:ザ・ボードゲーム日本語版(アソビション)11,588,000円
11位:グロウスカイ(MARU. Game Design)10,274,169円
12位:プラネピタ(SzpiLAB)7,846,104円
13位:ワンス アポン ア タイム イン フロギストン(あま)7,292,323円
14位:メメントオンライン(USAPAGAMES)7,034,500円
15位:ドングリシュギ(PhantomLab)6,463,422円
16位:ロード・オブ・ボーダーズ ~レイドオブデーモン~(エヌ氏@てんぐすたん)5,792,909円