Posted in 国産新作ゲーム 日本語版リリース

何か揃ったらバナナをつかもう『忍者バナナ』、12月16日発売

すごろくやは12月16日、『忍者バナナ(Ninja Banana)』を発売する。ゲームデザイン・R.フラガ、イラスト:八重樫王明、2~6人用、7歳以上、15分、2420円(税込)。

オリジナルは2012年、『シュリンプ(Shrimp)』というタイトルでアスモデ社から発売された作品を、忍者をテーマにしてリメイクした。3ヶ所にめくられていく忍者カードをよく見て、3枚に共通する要素を見つけたらすばやく中央のバナナを取るパターン認識ゲーム。

手番には自分の山札の上からカードを1枚めくり、中央に置かれた3つの台座のいずれかに重ねる。「色」「居場所」「大きさ」「人数」のいずれかが、3枚とも共通していることに気づいたら、「〇〇ニンジャ!」と言って中央のバナナを取る。最初にバナナをつかんだ人が台座に積み重なったカードを獲得。誰かの山札がなくなったときに、一番多くカードを持っているプレイヤーが勝つ。

パターンの共通だけでなく、忍者の人数が合計7人になったら「忍者バナナ!」、さらに上記のうち2つが揃ったらそれを宣言することで他人からカードを奪うこともでき、非常に稀だが3つの要素が揃っていることを指摘したら即勝利となる。ぜひ狙いたいところだが、判断が遅れることにもなるだろう。

瞬間的なパターン認識だけでなく、めくったカードを置く台座を選べることで駆け引きがあり、また付属のバナナは握ると「ぷぴー!」と音がなることで笑いも生まれる。

すごろくや:忍者バナナ

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集英社から「マンガボドゲ」シリーズ、第1弾はワンピースとブリーチ

集英社ゲームズは12月19日、新ボードゲームブランド「マンガボドゲ」として『ONE PIECE』と『BLEACH』を原作とする2作品を発売する。12月17日~18日に幕張メッセで開催される「ジャンプフェスタ2023」集英社ゲームズブースで先行販売される。

『ONE PIECE VIVRE RUSH(ワンピースビブルラッシュ)』は場に並んだカードの中からお題に合うと思うキャラクターを探して取るトリビアゲーム。全員取れたらカードを見せあって、お題にもっとも合うキャラクターを取れていた人が得点できる。100体のキャラクターが登場。2~5人用、6歳以上、10分、3750円(税込)。

『BLEACH 巻頭歌骨牌 SONGS OF THE SOUL』は元々ファンクラブで限定販売された作品で、コミックス巻頭の詩「巻頭歌」に対応するコミックスの表紙が描かれた取り札を取る。名言や斬魄刀の情報に対応するキャラクターが描かれている表紙のカードを取り合うルールも収録する。3人以上、6歳以上、30分、4400円(税込)。

今後どのような作品がボードゲームになるか楽しみなシリーズだ。

©尾田栄一郎 / 集英社
©久保帯人 / 集英社