最強の役はいつ出す?『ハギス』日本語版、12月19日発売
Engamesは12月19日、『ハギス(Haggis)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:S.ロス、イラスト:別府さい、2~4人用、13歳以上、45分、3300円(税込)。
インディボード&カード(アメリカ)が2010年に発売し、ゴールデンギーク賞カードゲーム部門・2人用ゲーム部門にノミネートされ、バンブスシュピーレ(ドイツ)によるドイツ語版でアラカルト・カードゲーム賞6位を受賞した作品。ポートランド・ゲーム・コレクティブ(アメリカ)に基づき、2~3人だったプレイ人数はチーム戦により4人までに増え、得点バリアントが追加された。
手札を見て最初に上がれるかどうかをベットした後、順番に手札または自分の前にあるワイルドカードJ,Q,Kを出していく。カードの役はシングル、セット(同じ数字2枚以上)、シーケンス(同じスートの連番3枚以上)、ステア(同じスートの2連続が2組以上)、ボム(3-5-7-9、J,Q,Kから2~3枚)があり、他プレイヤーは前のプレイヤーと同じ役(ボムはどの役にもプレイ可)で数字の高いカードを出すか、パスする。全員がパスしたらカードが流れて、一番強いカードを出していた人から再開し、こうして手札が先になくなったらあがりとなる。
相手の残り手札×5点、得点になるカード、成功したベットが得点になり、規定ラウンドの合計で勝敗を競う。ベットに失敗するとラウンド勝者の得点になるので、手札の見極めも重要だ。3人プレイではオークションして1対2で戦うルール、4人プレイでは手札を交換できる2対2のチーム戦となる。
カナイセイジデザイン『モーグリ6兄弟のモブハント ボードゲーム』11月22日発売
スクウェア・エニックスは11月22日、『ファイナルファンタジー モーグリ6兄弟のモブハント ボードゲーム(Final Fantasy: Moogle Bounty Mayhem)』を発売した。ゲームデザイン:カナイセイジ、イラスト:伊藤龍馬、2~4人用、10歳以上、15分、4400円(税込)。
同社のコンピュータゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズのマスコットキャラクターを主人公にしたボードゲーム。デザインはカナイセイジ氏が担当した。モーグリ6兄弟の一人となり、各地で依頼されるモンスターの討伐「モブハント」での活躍を目指す。
各プレーヤーはそれぞれのモーグリに対応した固有のカードセットを手札にし、モンスターに対してカードを出す。中央にいるボスモンスターと、プレイヤー間にいる通常モンスターがおり、カードのパワーに応じて、勝利点が得られる。カードとモンスターの固有能力と、毎回異なるヒーローカードがあり、一部カードは裏向きに出せることもあって、カードの組み合わせが駆け引きとドラマを生む。
スクウェア・エニックスでは『ファイナルファンタジー』関連で2016年11月に『チョコボのクリスタルハント』、2023年12月、協力ゲーム『チョコボの不思議なダンジョンボードゲーム』を発売している。
内容物:モーグリ6兄弟カード 6枚、バトルカード 60枚、ヒーローカード 6枚、モンスターカード ヤズマット 2枚、モンスターカード 通常 10枚、名声(VP)トークン3点 8個、名声(VP)トークン1点 16個、疲労トークン 6個、ギルトークン 3個、スタートプレイヤーマーカー 1個、説明書 日本語 1部