Posted in レポート

Day Dream創作ゲーム会

本ページの補完。

  • ぱてぃしえ

さまざまな食材を使って美味しいデザートを作るカードゲームの試作品。最初に審査員が決まると、その審査員の趣向に合うように手札からカードを並べてデザートを作っていきます。「かぼちゃプリンアラモードきなこがけ」というような美味いんだかまずいんだか分からない代物が出来上がっていきます。カードを5枚並べて出来上がったところで料理の点数を計算。一番高い人が審査員ボーナスをもらえます。ひとつのコンセプトカードが入った「通常料理」を作るか、コンセプトなしの「闇料理」を作るか、一長一短あるところがうまく作られています。カードにも1枚1枚食材の薀蓄が書き込まれていて楽しかったのですが、同じところに特殊ルールが書かれているカードもあって手間取りました。これはおそらくTCGの流れでしょうが、スタンドアローン型としてはもっとシンプルにして視認性を高め、スペシャルカードの中身とルールの構成をもう少し吟味し、もっとスリム化するとよいかもしれません。

  • 女子高選挙ゲーム

女子高の選挙で票を集めて生徒会長をめざすカードゲーム。最初にキャラクターを決め、票を集めたりほかの候補を蹴落としたりしていきます。票数だけやたら多い「ブラスバンド部」やほかのプレイヤーの集票を妨害する「女番長」、それを守る「中国拳法部」など、多彩な顔ぶれを味方につけていきます。ゲームの最後に票数が明らかになる「一般票カード」もありました。それで票の確保合戦を繰り広げるわけです。

こういうテーマが好きな人にはたまらないゲームかもしれません。しかし上記の「ぱてぃしえ」と同様、手番にカードを自分の前に並べ、それをスペシャルカードで奪ったりつぶしたりするというパターンから、抜け出すべき時期は来ているような気がします。

Posted in エッセイ

ペパーダインの教訓

古賀議員の学歴詐称疑惑。この事件から学んだことは「海外だから誰も知らないだろうと思うのは危険」だということ。

TGWでは海外サイトを回って得られた情報を日本語で伝えるということを行っている。自分の趣味で取捨選択しているのは仕方がないが、捏造した情報を海外情報として伝えては決していけない。

例えば新作の「アッティカ(Attika)」。ドイツで年間大賞候補とささやかれているというのが売り文句だが、これはゲームショップの売り文句から得た情報。だから幾分誇張も混じっているかもしれない。その辺を差し引いて伝えないと捏造に近くなってしまう。評価が高いのは確かであるが。

多くの人が見ているのだから、いい加減な情報を流さない。間違っていたら即訂正。ネット発信の倫理である。