Posted in エッセイ

ペパーダインの教訓

古賀議員の学歴詐称疑惑。この事件から学んだことは「海外だから誰も知らないだろうと思うのは危険」だということ。

TGWでは海外サイトを回って得られた情報を日本語で伝えるということを行っている。自分の趣味で取捨選択しているのは仕方がないが、捏造した情報を海外情報として伝えては決していけない。

例えば新作の「アッティカ(Attika)」。ドイツで年間大賞候補とささやかれているというのが売り文句だが、これはゲームショップの売り文句から得た情報。だから幾分誇張も混じっているかもしれない。その辺を差し引いて伝えないと捏造に近くなってしまう。評価が高いのは確かであるが。

多くの人が見ているのだから、いい加減な情報を流さない。間違っていたら即訂正。ネット発信の倫理である。

Posted in 海外ニュース

アンドレア・マイヤー

ベルリンでBeWitched-Spieleというメーカーをやっている女性ゲームデザイナー。昨年のエッセン国際ゲーム祭ではゲームをテーマにした「ルドフィール(Ludoviel)」とゲーム業界をテーマにした「闇商売(Schwarzarbeit)」を発表した。昨年一部で話題を呼んだお役所仕事をテーマにした「アドアクタ(Ad Acta)」に続いて粋なゲームの登場だ。

この2つを遊ぶために翻訳を仕上げたので、作者に連絡を取るとすぐに返事が。「闇商売」は公開許可を頂き、「ルドフィール」はファイルを献呈してそのうち公式ページにアップロードされることになった。こうとんとん拍子に話が進むことも珍しいので、嬉しくてレイアウトをいじってPDF化したり、「ルドフィール」の追加ルールを3点翻訳したり。合計10のルールで遊ぶことができる。楽しみ。