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2003年、ドイツの売上げはやや下げ

独  ゲーム専門委員会(Fachgruppe Spiel)の発表によると、2003年のドイツ市場におけるゲーム・パズルの売上げが2002年からさらに下がったことが明らかになりました。おもちゃ全体では12.4%上昇したにもかかわらず、TCGを除くゲーム・パズルは前年比4.7%減です。

 そのような中でも子どもゲーム・家族ゲームは比較的盛況で、売上げ上位トップ20のおもちゃにモノポリーロッティカロッティドクタービッダーアルハンブラスクラブルの5タイトルが入り、健闘しました。

 古典タイトルの中に大賞受賞作のアルハンブラが入っていることは、年間大賞の認知度の高さを物語るものであると言えるでしょう。(Brett’n Board

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Day Dream創作ゲーム会

本ページの補完。

  • ぱてぃしえ

さまざまな食材を使って美味しいデザートを作るカードゲームの試作品。最初に審査員が決まると、その審査員の趣向に合うように手札からカードを並べてデザートを作っていきます。「かぼちゃプリンアラモードきなこがけ」というような美味いんだかまずいんだか分からない代物が出来上がっていきます。カードを5枚並べて出来上がったところで料理の点数を計算。一番高い人が審査員ボーナスをもらえます。ひとつのコンセプトカードが入った「通常料理」を作るか、コンセプトなしの「闇料理」を作るか、一長一短あるところがうまく作られています。カードにも1枚1枚食材の薀蓄が書き込まれていて楽しかったのですが、同じところに特殊ルールが書かれているカードもあって手間取りました。これはおそらくTCGの流れでしょうが、スタンドアローン型としてはもっとシンプルにして視認性を高め、スペシャルカードの中身とルールの構成をもう少し吟味し、もっとスリム化するとよいかもしれません。

  • 女子高選挙ゲーム

女子高の選挙で票を集めて生徒会長をめざすカードゲーム。最初にキャラクターを決め、票を集めたりほかの候補を蹴落としたりしていきます。票数だけやたら多い「ブラスバンド部」やほかのプレイヤーの集票を妨害する「女番長」、それを守る「中国拳法部」など、多彩な顔ぶれを味方につけていきます。ゲームの最後に票数が明らかになる「一般票カード」もありました。それで票の確保合戦を繰り広げるわけです。

こういうテーマが好きな人にはたまらないゲームかもしれません。しかし上記の「ぱてぃしえ」と同様、手番にカードを自分の前に並べ、それをスペシャルカードで奪ったりつぶしたりするというパターンから、抜け出すべき時期は来ているような気がします。