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ウィザーズ・ブルウ

「魔法使いの醸造」はフェイス2フェイスが製作を進めている最新作、というか2001年のドイツ年間ゲーム大賞最終ノミネート作品アムレットのリメイクである。ムーン&ワイスブルム作。ゴルトジーバーのドイツ語版がつい最近バネストに入荷していたくらい、入手はまだ容易だ。

その英語版、社長から依頼されていたルールとカードテキストの翻訳が終了。はじめはスルースからだったのに、ブームタウン、アイスクリーム、ウォリアーズ、ラインレンダーとだんだんルールが多くなってきているような気が。しかも現物なしで翻訳しなければならない上に、何度もルール変更がやってくる。そのたびに作り直し。これで現物支給というのは、自分もつくづくゲーム好きなんだと思う。

それほど話題も呼ばず、またレアでもないゲームを思い切って英語版にしたのは、カードのテキストを読めるようにすればゲームがもっと楽しめるという予想からなのだろう。フェイス2フェイスが進めている多言語版では、カードに貼り付ける日本語のラベルも作ると言う。確かにイラストも綺麗になって、訳しているうちに遊びたくなってきたが、そんなんで採算が取れるのだろうか?

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ポルノスタープロジェクト

ポルノ映画のプロデューサーになって、男優やら女優やら、大人のおもちゃやらをかきあつめ、素敵な映画を作るというカードゲーム。

エッセンまで行って見つけてきたものがこれかと肩を落としていたが、新年のYBGC新春ボードゲーム会で予想を超える反響。muraさんがYBGCのレポートで熱いメッセージを送ったのがもとかどうか分からないが、バネストから翻訳依頼が来た。うまくいけばゲームマーケットで発売できるそうで……おっぱい神経衰弱といい、私はイタイゲームばかり紹介して罪深いことである。エロ坊主めが!

スタートプレイヤーは「一番欲情している人から」。「男優5人以上+女優1人のみ、または女優5人以上+男優1人のみでボーナス+5」。エイズのカードで製作を妨害(コンドームで防御)、ブサイクな俳優には紙袋をかぶせろ!……お恥ずかしい。

一応興味を持った方のために注記しておくと、ゲームバランスなんか微塵もないので、ガチンコ勝負したい人(いねーよ)はがっかりなさらぬよう。あと、むちゃくちゃ箱が大きいのに中にはカードとプラのコインがちょびっとしか入っていないのでこれまたがっかりなさらぬよう。

さすがドイツは進んでるなあ。