ゲームマーケット、今年も盛会
3月27日(日)、今年で6回目となる日本最大のボードゲームイベント、ゲームマーケットが東京都立産業貿易センターで開催されました。一般来場者は650名ほどで、レアな中古ゲームと少量生産の同人ゲームをめざしてたくさんの人がつめかけ、企業から同人まで出展した60団体の各ブースや、公開オークションはいずれも大盛況だった模様です。
特に今年は先日ヒッポダイスデザイナーコンテストで優勝した「スクウェア・オン・セール」をはじめ新作同人ゲームが数多く発表され、ここでしか手に入らないとあって大人気。ほとんどのゲームが完売御礼となりました。当サイトでは新作評価アンケートを行っております。ご協力ください。
ボランティアのスタッフの苦労ははかりしれないものがありますが、毎年続けられている恒例行事としてゲームデザイナーの活動の柱にもなっており、今後のさらなる継続が期待されます。(ゲームマーケット)
【主なレポート】
入場者(−むら−の日記)…運営者の視点から
レアなゲームの入手(A Peace of Poison)…計画性と人海戦術
準備編(Hammer Works)…発表までの長い道のり(当日編)
気になった点(かゆかゆの雑記帳)…調整の必要な課題
一泊二日(アスガルド)…前の日から満喫
バネスト人気(神尾屋本舗)…エッセンの注目作をずらり
デザイナーインタビュー(ボードゲームを始めよう)…後に続け
ボードゲームのおもちゃ箱…7作の新作を発表
カワサキファクトリー…デモプレイも盛況
はてなダイアリー「ゲームマーケット」を含む日記
Google検索「ゲームマーケット 2005」
またもや人気はルイ14世
ドイツのゲームサイト・Pöppelkisteのディット夫妻が主催するゲーム会「オーバーホフゲーム会」で遊ばれた新作から、参加者の評価を集計したリストが発表されました。このゲーム会はイースターを利用し、新作だけを集めて大人から子どもまで約200名が遊ぶもので、今年で5回目となります。
結果は2位に2倍以上差をつけダントツでルイ14世が1位。難易度の面から年間大賞は難しいとしても、ドイツゲーム賞の声が早くも上がっています。意外な結果に終わったのがバベルの塔。期待とは裏腹に10位以内にも入りませんでした。2位には時間制限パターン認識ゲームのウボンゴが入っています。
このリストは実際に遊ばれたリストであることから先の「特別勝利ポイント・期待作リスト」よりも信頼のおける評価となっています。ただし、ゴー・ウェストや魔法のほうきなど、未発売のものもありますので順位はまだ流動的です。
今年の傾向として短時間で終わるゲームが増え、1つのゲームをメンバーを変えて何回も遊んだりしたといいます。家族ゲームを目指すメーカーとしてプレイ時間の短縮は意図的なものと考えられますが、長時間ゲームを楽しみたい愛好者にとっては物足りないようです。(Pöppelkiste)
【オーバーホフゲーム会人気リスト】
1位:ルイ14世(Louis XIV / R.Dorn / alea)
2位:ウボンゴ(Ubongo / G.Rejchtman / Kosmos)
3位:ナイアガラ(Niagara / T.Liesching / Zoch)
4位:ダイヤモンド(Diamant / B.Faidutti & A.R.Moon / Schmidt)
5位:アマゾン(Amazonas / S.Dorra / Kosmos)
以下オーストラリア(Australia)、ツァバンドールの王笏(Das Zepter von Zavandor)、ソロモン王の財宝(König Salomons Schatzkammer)、乗車券ヨーロッパ(Zug um Zug Europa)、マニラ(Manila)