『カルカソンヌ』日本語箱に
東京・水道橋のボードゲームショップ・メビウスゲームズは9月3日、『カルカソンヌ』を日本語箱で発売した。価格は据え置きで3200円。
『カルカソンヌ』は、フランス南部の城塞都市をタイルを並べて作り、都市の広さや道の長さなどで得点するタイル配置ゲーム。2001年のドイツ年間ゲーム大賞・ドイツゲーム賞をダブル受賞し、発売して10年近くなる現在も人気が衰えず、数多くの拡張セットが発売されている。
日本への輸入を行っているメビウスゲームズでも、7年連続売れ筋5位以内という人気のゲームで、ついに箱の日本語化に踏み切った。タイルやボードには文字がなく、ゲーム自体は言語依存がない。ルールブックはもちろん日本語。
メビウスゲームズは、これまでも『ごきぶりポーカー』や『お邪魔者』の日本語箱化を行っており、ほかにもコンポーネントまで日本語化した『サンファン』、またデザインを大幅に作り変えた『キュージェット』『お先に失礼しまーす』がある。
・メビウスゲームズ:カルカソンヌ
ゲーマーの属性
ボードゲーム通信で「ゲーマーの属性」というのがあって興味深く読んだ。
ゲーマーの目立った傾向として、都市部に居住、高学歴、高収入でない、未婚、パソコンの使用歴長い、オタク系の趣味、テレビゲーム経験、理系、第2次ベビーブーム世代、読書好きなどが挙げられている。私にも、またほかのゲーム仲間にも、結構当てはまるなぁ。
それ以外に何かあるだろうか。まず先日の合宿で思ったのは、参加者が1人以外全員メガネだったこと。前に知り合いが初めてゲーム会にいらしたとき、参加者の顔ぶれを見て「メガネしてないんですが、いいですか」と聞いたことがあったのを思い出す。
あと、太りぎみの人が多いかもしれない。インドア志向で運動不足ということか。私も太ってはいないが、ラジオ体操で息切れするくらい運動不足だ。
そして会話能力はどちらかといえば高いほうではない。口下手だから、ゲームを通しておしゃべりをしたいのかも。寡黙で、不器用で、口下手な人は、相手の話を聞かないでしゃべり続ける人よりずっと親しみがもてる。
一言でいえば、好奇心が旺盛で、ものをじっくり考えることが好きということになるかな。この傾向が強いほどアブストラクトゲーム志向、弱いほどカードゲーム志向になる。程度の差はあれ、同じ傾向をもった仲間が見つかるので、よい趣味だと思う。