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ドイツゲーム賞2007に『大聖堂』

DSPフリードヘルム・メルツ社は9月17日、今年のドイツゲーム賞を公式サイトにて発表した。ドイツのボードゲーム愛好者の一般投票の結果、『大聖堂』が今年一番のお気に入りに選ばれた。
10位までの結果は以下の通り。ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた5タイトルでは、『イスファハン』の4位が最高で、大賞作の『ズーロレット』も5位と人気を集めきれなかった。年間ゲーム大賞の受賞作で5位というのは、2004年の『チケットトゥライド』(6位)に次ぐワースト2位記録。
一方、1〜3位の『大聖堂』、『ノートルダム』、『ヴァイキング』は推薦リスト止まりで、両賞の受賞傾向がはっきり分かれる結果となった。
ダントツ1位の『大聖堂』は昨年のエッセン国際ゲーム祭で発表されて以来人気を保持し続け、オーストリアゲーム賞エクスパート部門、オランダゲーム賞ノミネート、国際ゲーマーズ賞ノミネート、ドイツ年間ゲーム大賞トト中間集計1位と実績を積んできた。ドイツゲーム賞の受賞は、また多くのフリークを喜ばせるだろう。
フリークが選ぶキッズゲーム賞として注目されるドイツキッズゲーム賞、図解を多くして分かりやすいルールのゲームに贈られるエッセンの羽根賞にはともに『チーズのお城』が選ばれた。
【ドイツゲーム賞2007】
1位:大聖堂(Die Säulen der Erde / M.リーネック、S.シュタドラー / コスモス) 3957pt.
2位:ノートルダム(Notre Dame / S.フェルト / アレア) 2980pt.
3位:ヴァイキング(Wikinger / M.キースリング / ハンス・イム・グリュック) 2576pt.
4位:イスファハン(Yspahan / S.ポーション / イスタリゲームズ) 2298pt.
5位:ズーロレット(Zooloretto / M.シャハト / アバクスシュピーレ) 1293pt.
6位:アルカディアの建設(Die Baumeister von Arkadia / R.ドーン / ラベンスバーガー) 1222pt.
7位:インペリアル(Imperial / W.ゲルツ / エガートシュピーレ) 1177pt.
8位:レオナルド・ダ・ヴィンチ(Maestro Leonardo / F.ブラシーニほか / ダヴィンチ) 1016pt.
9位:テーベの東(Jenseits von Theben / P.プリンツ / クイーンゲームズ) 965pt.
10位:コロッセウム(Colosseum / M.リュプケ、W.クラマー / デイズ・オブ・ワンダー) 855pt.
ドイツキッズゲーム賞
チーズのお城(Burg Appenzel / B.ヴェーバー、J-P.シュリーマン / ツォッホ)
エッセンの羽根・模範ルール賞
チーズのお城(Burg Appenzel / B.ヴェーバー、J-P.シュリーマン / ツォッホ)
Deutscher Spiele Preis: Das Jahresergebnis 2007

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原宿でボードゲームの夕べ

来週の月曜日、9月17日(祝)に原宿にて、ボードゲームの夕べUrventが開かれる。昼の12時から夜の9時まで、おいしい食事とお酒に舌鼓を打ちながら、ドイツのボードゲームなどをたっぷり満喫しよう。
Urventはオフィス新大陸がカフェバーと提供で開催しているボードゲームイベント。大人の趣味としてボードゲームを嗜もうという企画として定期的に行われている。いつもは麻布のカフェバー・縁縁で行われてきたが、今回は12回目ではじめて、原宿のカジュアルダイニング・ZIPANGUが会場となる。
オフィス新大陸がコーディネートするボードゲームは定番から最新作まで多彩。新作では先日のJGCでもお目見えした『ツァトレ・カードゲーム』、『ケイラス・マグナカルタ』、『ダブルorナッシング』、『フォーミュラー・デ』などが用意されると見られる。
12:00〜21:00まで入退場自由。会費は軽食+ドリンクチケット2枚付で2,500円。女性割引あり。申し込み・問い合わせはホームページにあるメールまたはミクシィにて。
Urventホームページ
オフィス新大陸ホームページ