空賊たちの財宝争奪戦『リベルタリア:ゲイルクレストの風』日本語版、7月27日発売
アークライトゲームズは7月27日、『リベルタリア:ゲイルクレストの風(Libertalia: Winds of Galecrest)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:P.モリ、イラスト:L.スミス、1~6人用、14歳以上、45~60分、8800円(税込)。
2012年にマラブンタ(フランス)から発売され、ドイツ年間ゲーム大賞の推薦リストに選ばれた作品。2022年にストーンマイヤーゲームズ(アメリカ)がアートワークを一新し、ルールを調整・追加してリメイクした。舞台は海から空に変わり、空賊の提督として、財宝を求めて新たな島を冒険する。
ゲームの最初に、各ラウンドで手に入る財宝(宝箱、地図、サーベルなど)がランダムに決められる。キャラクターは40種類あり、その効果はさまざま。ランダムに6枚が手札になるが、全員同じ6枚で臨む。1枚を選んで一斉にプレイし、「昼間」は数字の低い順に、「夕暮れ」は数字の高い順に効果を適用する(同じカードの場合は名声順)。
4~6ラウンドで航海が終わり、3回の航海の後、得点ダイヤルに記録された得点で勝敗を決する。
新版ではキャラクターを30種類から40種類に増やして新しい効果を加えるなどルールを追加。また2人プレイの「士官候補生タイル」の導入、オートマメカニクスによる1人ゲーム用ルールも追加され、少人数から楽しめるようになっている。
内容物:ゲームボード 1枚、袋 1枚、財宝トークン 48個 (地図 10個・樽 8個・遺物 8個・サーベル 6個・アミュレット 6個・フック 6個・宝箱 4個)、財宝タイル 7枚、コイン 54枚、士官候補生タイル 1枚(2人ゲーム用)、キャラクターカード 240枚(各プレイヤー40枚)、得点ダイヤル 6個、墓場タイル 6枚、名声マーカー 6個、ルール説明書 1冊、1人ゲーム用財宝タイル 4枚、ソロカード 39枚、早見表カード 1枚、1人ゲーム用ルール説明書 1冊(カードサイズ 63mm×88mm)
京都大倉町にボードゲームカフェ「くろいこひつじ」6月17日オープン
京都・丸太町に6月17日、ボードゲームカフェ「くろいこひつじ」がオープンした。地下鉄丸太町駅徒歩1分(京都御苑前)、平日13:00~22:00、土日祝11:00~22:00、水休。
海外ユーロゲームオンリーのボードゲームカフェ。国産だけでなく、日本語版も置いていないところが特色。700タイトル以上のボードゲームがあり、中でもハバ社に関しては100タイトル以上を揃える。
店主の八十島拓未氏が、ボードゲームの種類の多さとともに、パッケージやフォントなどゲームのデザインに惹かれたことに由来する。言語依存のある作品は和訳をしてあるが、海外ならではのアートワークを楽しんでほしいという。エリザベス・ショー氏の童話『こひつじクロ』から取られた店名は、黒い羊のように個性的なボードゲームカフェを表している。
日本未流通品も多く、国内では知られておらず、遊べる機会も少ないボードゲームも意識して多く紹介する。将来的には、日本で流通の少ない作品について物販も検討しているという。
席数は4~6人卓が4卓(うち1卓はゲーミングテーブルMarco)、2人卓が2卓で28席。料金は平日1時間500円(1日最大1800円)、土日祝1時間600円(1日最大2300円)。学割あり。ドリンクメニューはカフェジャポーネ、エスプレッソ、カプチーノ、ラテマキアート、林檎ジュースなどで1杯200円。
今後は平日にデザイナーやパブリッシャーしばりの会やトリックテイキング会、棚を眺めながらお茶会などを予定。F.フリーゼの『看板娘』を3セット揃え、定期的にイベントとして15人プレイも計画している。