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シュピール’12新作情報:リベユー

『ディクシット』で一世を風靡したフランスの出版社は、ファンタジーあふれる作品を発表します。
十二季節の魔法使い(Seasons)
R.ボネッセ作、2〜4人用、14歳以上、60分。
魔術師となってダイスで力を蓄え、アイテムや使い魔のカードを活用してクリスタルを集めるゲーム。
はじめにパワーカードをドラフトで9枚選び、各ラウンド用に3枚ずつに分けておきます。ラウンドにはダイスを振って、1個ずつ取り、魔力やクリスタルや召喚ゲージを上げます。これらをコストにして手札からパワーカードを出し、さまざまな特殊効果が得られます。季節によって効果が変わるものもあります。季節がひとめぐりすると1年で、3年ののちに得点の多い人が勝者です。
ホビージャパンから日本語訳付きの英語版が先月下旬の発売予定でアナウンスされていましたが、未発売です。
今日もプレイミス:【ゲーム紹介】十二季節の魔法使い(Seasons)


アリ(Ali)
A.ボザ、C.レブラ作、3〜5人用、8歳以上、15分。
『アリババと40人の盗賊』のストーリーに基づく記憶ゲーム。
毎ラウンド、1人がアリババ、ほかのプレイヤーが盗賊になります。アリババはカードを1枚ずつ引いて盗みたい宝物のリストをみんなに少しだけ見せ、それから隠します。盗賊は復唱して間違わずに覚えておかなければなりません。アリババとしては、盗賊が覚えきれず宝物を洞窟の中に落としてしまわないように、どこまで増やしたところで止めるかが問題です。

親指トム(Le Petit Poucet)
C.レブラ、G.レーマン作、3〜6人用、7歳以上、20分。
妖精の不思議な力で冒険を繰り広げるイギリス童話に基づく記憶ゲーム。
トムとその兄弟が森の中に迷い込んでしまいました。全員で協力して脱出しなければなりません。1人が道案内となり、もう1人が3人に道中のスポットを尋ねます。道案内が通った場所を3つ当てれば、一行は森を進みます。間違うと人食い鬼が近付いてきます。道中にある小石などのアイテムをうまく使って先を急ぎましょう。

スティッキー・スティックス(Sticky Stickz)
D.チョイ作、2〜5人用、8歳以上、10分。韓国のハッピーバオバブ社から発売された製品のフランス語版です。
トレイに入った顔マークから、ダイスで指定されたタイルを吸盤で取ります。ダイスでは、顔のマークだけでなく、色や数もあります。また吸盤でタイルを取った下から別のタイルが出てきて、それも合えば取ることができます。
韓国語版が日本語ルール付きでゲームストア・バネストから発売されています。
ディクシット3(Dixit 3)
J.L.ルービラ作、3〜6人用、8歳以上、30分。
『ディクシット2』と同じく、新しいイラストのカードだけが入った拡張セットです。想像力をかきたてられるカードが84枚入っています。

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シュピール’12新作情報:クラニオ・クリエーションズ

昨年過激なダイスゲーム『ダンジョンファイター』で注目を集めたイタリアの出版社です。今年も、風変わりな作品を用意しています。
シープランドシープランド(Sheepland)
S.ルキアーニ、D.タスキーニ作、2〜4人用、8歳以上、30分。
羊がいっぱいいる島で、柵を作り、シェパードで羊を追い立てて自分の領地に集めます。
手番にはエリアの間にある道路に沿ってシェパードを移動し、隣接するエリアを購入します。羊も、シェパードに隣接するエリアにいるものを移動します。シェパードが移動するたび、移動を始めた地点に柵を立て、入れないエリアが広がっていきます。
柵が20本立ったらゲーム終了で、自分のエリアにいる羊が得点になります。黒い羊は2点です。
ゲームストアバネスト:シープランド
シープランド
いいね!いいね!(Like – The Social Game)
M.アルミーニ、M.ピエランジェリ作、3〜8人用、10歳以上、30分。
SNSで友達を増やし、ライバルよりたくさんの「いいね!」をもらうことを目指します。ライバルにはこっそり悪い評判を流し、「チアリーダー」「ヘビメタ」「おたく」など自分の味方のコメントで評価を上げます。カードとプロフィールを駆使して議論に勝ち、味方を使って友達を増やします。最初に4人の友達を作った人が勝者です。
いいね!
19691969(1969)
A.ブオフィーノ、A.クレスピ、L.シルヴァ、L.ツッチ・ソレンティーノ作、2〜5人用、13歳以上、60分。インフィニティゲームズとの共同開発作品です。
1961年、アメリカ大統領に就任したJ.F.ケネディは10年以内に月に到達することを約束しました。そして各国の宇宙開発競争が始まったのです。
プレイヤーは開発担当者となり、1番に月に到達することを目指します。研究計画を練り、優秀な科学者を雇い、ロケットを建造し、トレーニングを行って、1969年の末までに月に送り込むことを目指します。功績が名声ポイントとして記録され、最後に最も名声ポイントの多いプレイヤーが勝利します。
1969:ボード