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ゴールデンギーク賞2012に『エクリプス』

世界最大のボードゲームサイト「ボードゲームギーク(Boardgamegeek)」はユーザー投票による今年のベストゲーム「ゴールデンギーク賞(Golden Geek Awards)」を発表した。大賞に選ばれたのは『エクリプス(Eclipse)』。

ゴールデンギーク賞は2006年から始まり今年で7年目。これまで『ケイラス』『将軍』『アグリコラ』『ドミニオン』『ハンザ・テウトニカ』『ドミナント・スピーシーズ』が大賞に選ばれている。今年大賞になった『エクリプス』は、フィンランドのボードゲームで、宇宙の種族になって領土を広げ、科学力や戦闘力を高め、宇宙の覇権を競う。2~3時間かかる重量級の作品で、価格も1万円を超えるにも関わらず、国内でも大人気となっている。

大賞のほかに、今年は13部門でベストゲームが発表され、『キング・オブ・トーキョー』が3部門、『ネットランナー』が2部門で選ばれている。

【ゴールデンギーク賞2012】
ゲーム・オブ・ジ・イヤー:エクリプス(Eclipse)
アブストラクトゲーム:キングダムビルダー(Kingdom Builder)
カードゲーム:ネットランナー(Android: Netrunner)
ウォーゲーム:関が原の戦い・日本統一(Sekigahara: The Unification of Japan)
キッズゲーム:キング・オブ・トーキョー(King of Tokyo)
パーティーゲーム:キング・オブ・トーキョー(King of Tokyo)
プリント&プレイ:Dデイダイス体験版(D-Day Dice: Free Trial Version)
2人ゲーム:ネットランナー(Android: Netrunner)
ストラテジーゲーム:エクリプス(Eclipse)
テーマチックゲーム:メイジナイト・ボードゲーム(Mage Knight Board Game)
ファミリーゲーム:キング・オブ・トーキョー(King of Tokyo)
拡張:エイリアンフロンティア:派閥(Alien Frontiers: Factions)
アート&プレゼンテーション:タケノコ(Takenoko)
イノベーティブ:リスク・レガシー(Risk Legacy)

Boardgamegeek:2012 Golden Geek Award Winners
テンデイズゲームズ:エクリプス

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日経新聞にボードゲームランキング

今朝の日本経済新聞「日経プラス1」の何でもランキングコーナーに、ボードゲームランキングが掲載された。クリスマスまであと1ヶ月、贈り物の候補として専門家や愛好者が薦めるボードゲームは何か。

回答者はメビウスゲームズ、すごろくや、テンデイズゲームズ、キウイゲームズなどボードゲーム専門店の店長、アマゾン、トイざラス、博品館、東急ハンズなど大手通販・玩具店の担当者など14名。小学生のいる家庭で3人以上で遊べるゲームと、大人だけの家庭で2人だけで遊べるゲームを、別々に順位付けし、集計した。贈り物なので、現在国内で入手できるものが前提となる。

この結果、小学生のいる家庭にお薦めのゲームで1位となったのは『ドブル』。過去のランキングでトップに君臨していた『ワードバスケット』(2位)を抜いた。大人だけの家庭にお薦めのゲームは『ラミィキューブ』が1位。

記事の中では先週末に行われたゲームマーケット2012秋の盛況ぶりも報じられたほか、ランキングには入らなかった国産ゲームの『人生ゲームGO!GO!』『宝探しアドベンチャーTORE!魔宮攻略ゲーム』も言及されている。

【NIKKEIプラス1 何でもランキング】
こども向け
1位:ドブル(1890円/ホビージャパン)
2位:ワードバスケット(1500円/メビウスゲームズ)
3位:ぴっぐテン(1500円/メビウスゲームズ)
4位:ミッドナイトパーティ(3200円/メビウスゲームズ)
5位:チーキーモンキー(3780円/アークライト)

おとな向け
1位:ラミィキューブ(2940円/増田屋コーポレーション)
2位:ベガス(2800円/メビウスゲームズ)
3位:カルカソンヌ(3200円/メビウスゲームズ)
4位:ガイスター(2800円/メビウスゲームズ)
5位:ドミニオン(4725円/ホビージャパン)

日本経済新聞:大人も夢中 「世界のボードゲーム」ランキング