ニュルンベルク’13新作情報:ツォッホ出版
ツォッホはキッズゲームとパーティーゲームのラインナップで来ました。
★地獄の果てまで(Auf Teufel komm raus)
T.エンゲル、S.エンゲル作、2~6人用、10歳以上、40分。
地獄の釜にある炭チップを1枚ずつ裏返していきます。裏返すと10~100の数字が書いてあり、めくった分だけ得点が増えます。しかし悪魔がめくられると、それまでにめくった分を全部失ってしまいます。ほかのプレイヤーは、手番プレイヤーがいくつまでめくるか、ポーカーチップを握って賭けをします。賭けに当たれば得点が入りますが、高すぎる賭けはバーストするリスクが高まります。
★花嫁キャベツ(Brautkraut)
C,カンツラー、A.ヴレーデ作、2~6人用、10歳以上、15分。
ドイツには「赤キャベツは赤キャベツのまま、花嫁衣裳は花嫁衣裳のまま」という早口言葉があります。絵を見て、かまないように、この早口言葉の応用をしゃべります。似たような響きの言葉が連続するので言い間違えやすくなります。
★ムッカ・パッツァ(Mucca Pazza)
I.ロスバッハ作、2~4人用、4歳以上、15分。
クーピター星から10匹の動物がやってきましたが、牛さんがテレポーターのボタンを誤って押したために、顔と胴体と足が混ざってしまいました。プレイヤーはDNAのスペシャリストとして、3列に並んだタイルをスライドさせ、動物たちを元に戻します。
★騎士のロースト(Ritter Rost)
K.ツォッホ作、2~4人用、8歳以上、30分。
今年1月にドイツで封切られた映画がボードゲーム化されました。鎧や馬などを入札で手に入れ、その装備に応じたダイスを振って、馬上試合に出たり、ドラゴンと戦ったり、城を攻めたりします。最初に3つ全てのタスクを達成した騎士が勝者です。
★ヴォラ・ロカ(Vora Loca)
I.ロスバッハ作、3~6人用、6歳以上、15分。
宇宙からきた動物のタイルがばらばらに並んでいます。1枚めくって、対応する動物のタイルに真っ先に手を置きます。間違うと失点になるので注意しなければなりません。
★ポテトマン(Potato Man)
G.ブルクハルト、W.レーマン作、2~5人用、10歳以上、20分。
毎トリック各色1枚ずつしか出せないトリックテイキングゲーム。一番大きい数字を出した人がトリックを取りますが、最弱のポテトマンが揃うと強弱が逆転します。トリックを獲得した色の得点カードを取ると、その下からさらに大きい数字のカードが出てきます。そのため同じ色で、後で取るほど得点が上がりますが、手札がそうは許してくれません。
ニュルンベルク’13新作情報:アスモデ
アスモデは、フランス語圏の出版社を束ねて国外に販売しています。日本ではホビージャパンが扱っており、以下の作品が全て発売決定しています。
★怪盗紳士(Gentlemen Thieves)
P.ペルマン、C.シェヴァリエ、C.デュマ作、ボンビクス社、2~5人用、8歳以上、45分、5,040円。
ルパンの世界をテーマとした、正体秘匿とはったりの華麗なる盗みのゲーム。目的は最も多くのお宝を盗むことです。プレイヤーは、アルセーヌ・ルパン、カリオストロ伯爵夫人、ドロレス・ケッセルバッハなどのいずれかのキャラクターとなってゲームを進めます。毎ラウンド2つの陣営に分かれて、パリの主要な場所にある宝物を盗むべく、暗躍します。自分の手番にパリの5か所、金目の物のある場所に、泥棒道具のトークンを1枚置いていきます。泥棒道具は各プレイヤーの色ごとに、手袋、鉤縄、ランプ、マスク、聴診器の5種類があり、それぞれお宝がある場所に5種類揃ったら、その置かれた泥棒道具の色で見て、多い陣営が盗み出すことに成功し、宝を山分けします。 ただし、ゲームの終了時まで各プレイヤーの正体はわかりません。さらにトンネルや自動車、協力者などの特殊トークンを使用して出し抜いたり、あえて協力者と思われるプレイヤーを失敗させたりするなど、駆け引きを楽しめます。
★十二季節の魔法使い -魅ノ国-(Seasons – Enchanted Kingdoms)
R.ボネセー作、リベユー社、2~4人用、14歳以上、45分、3,675円。
好評のカードドラフト・ダイスゲーム、『十二季節の魔法使い』に拡張セットが登場します。基本セットと混ぜて使用できる40枚の新たなパワーカード、10枚のエンチャントメントカードがゲームに変化を与え、12枚の特殊能力トークンは、この試練に挑む魔法使いたちに個性を与えてくれます。この拡張セットを遊ぶには、『十二季節の魔法使い』本体が必要です。
★フォーミュラD:拡張セットIV(Formula D: Circuits 4 – Baltimore & India)
アスモデ社、2~10人用、8歳以上、60分、3,990円。
変速ギアダイスを使ったレースゲーム『フォーミュラD』の拡張マップボードです。今回加わるのは、2011年から開催されているF1インドGPのコースで、長いピットレーンが特徴的な「ブッダ・インターナショナルサーキット」と、インディカーレースのボルチモアGPで知られる、「ボルチモア市街地サーキット」です。このボードを遊ぶには、『フォーミュラD』本体が必要です。
★世界の七不思議:ワンダーパック(7 Wonders: Wonder Pack)
A.ボザ作、ルポ・プロドゥクシオン、2~8人用、10歳以上、30分、2,520円。
『世界の七不思議』の最新拡張セットが登場します。「万里の長城」、「アブ・シンベル神殿」、「ストーンヘンジ」に加えて、2010年の新発売時にプロモーションとして配布された「小便小僧」の新バージョンの、計4つの七不思議(ワンダー)を追加します。この拡張セットを遊ぶには、『世界の七不思議』本体が必要です。