すごろくやゲーム大賞2012に『ワンナイト人狼』
高円寺のボードゲーム専門店すごろくやは4日、「すごろくやゲーム大賞2012」を発表した。大賞には国産のカードゲーム『ワンナイト人狼』が選ばれた。
まもなく開業7周年を迎え、ネットカフェと提携するなどますます活躍を見せるすごろくや。すごろくやゲーム大賞は2005年から毎年選ばれているが、オープンに発表されるのは今回が初めてとなる。
すごろくやで取り扱われた作品(すごろくやオリジナル商品を除く)の中から、大衆性・独自性・新しさがあるものを、すごろくやスタッフで選んでおり、これまで『ごきぶりポーカー』『キーホルダーゲーム・おさる』『テーベの東』『熟語トランプ』『ドミニオン』『フォトパーティ』『宝石ハンター』が選ばれている。
今回の大賞に選ばれた『ワンナイト人狼』は今ブームとなっている多人数コミュニケーションゲームを、司会なし・少人数・短時間で楽しめるようにした作品。昨年のゲームマーケット秋で発売されて以来、品薄が続いているが、ようやく供給の見込みが立ったため大賞の発表に至ったという。
このほか、最終候補として『キレイがきらい』『キングダムビルダー』『街コロ』が選ばれている。
京都にボードゲームカフェ、5日オープン
京都市上京区に新しいボードゲームカフェ「カフェミープル」がオープンする。京阪出町柳駅徒歩5分、火~金曜14~24時、土日11~24時、月曜休。料金は30分150円。
先月のゲームマーケット大阪で発表されたボードゲームカフェがいよいよ始動する。オーナーはアメリカ人のネイト(Nathan Hunley)氏。iPhoneゲームのプログラマーとして世界各国で仕事をしてきたが、京都の土地柄が気に入ってカフェを開くに至った。
『サムライ』『メディチ』『ツォルキン』などを好むというネイト氏が用意するゲームは100種類以上。『カルカソンヌ』『ネコとネズミの大レース』『アップルトゥアップル』『禁断の島』『ケイブマンカーリング』『ロストシティー』など、幅広い年齢・人数・経験に対応している。
カフェも充実しており、アメリカンホームメイドのお菓子「ファッジ」「ブラウニー」や、8種類のタピオカティー、珍しいお酒もある。また、毎週木曜日夜は「ランゲージエクスチェンジ」と題して、さまざまな国の人が集まっておしゃべりやボードゲームを楽しむ時間も設けられている。
オープンは5日14時。お近くの方は足を運んでみてはいかが。