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フジテレビの人狼番組第2弾、5月17日と24日深夜

フジテレビは5月17日(金)25:05~26:05(18日1:05~2:05)と、24日(金)25:15~26:45(25日1:15~2:45)に、トークバトル番組『人狼~嘘つきは誰だ?~』の第2弾を放映する。

話題を読んだ3月の番組を受け、第2弾が2週連続で放送されることになった。17日は土田晃之、YOU、中尾明慶、伊達みきお(サンドウィッチマン)、浜谷健司(ハマカーン)、ラブリ、山里亮太(南海キャンディーズ)、狩野英孝、木南晴夏の各氏、24日は矢作兼(おぎやはぎ)、谷村美月、渡部建(アンジャッシュ)、松尾諭、小木博明(おぎやはぎ)、マギー、田中卓志(アンガールズ)、博多大吉(博多華丸・大吉)、DaiGoの各氏が出演する。メンタリストのDaiGo氏が、出演者の嘘をどのようにして見ぬくかが見どころだ。

役割は、市民チームとして「市民(=村人、5名)」「占い師(=予言者、1名)」「騎士(=ボディーガード、1名)」の7名と、人狼チームとして「人狼」の2名。前回放送から市民が1人増えた。これもゲーム展開に変化をもたらしそうだ。

未公開の出演者コメントやゲーム内容は、公式サイトやツイッターなどで見ることができる。

フジテレビ:人狼~嘘つきは誰だ?~

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小早川(Kobayakawa)

おのれ小早川め~!

先月のゲームマーケットで発表された国産ゲームの中で、一番話題になっている作品といってよいだろう。どんなゲームでも賛否両論が分かれるものだが、これだけ毀誉褒貶が激しいのも珍しい。人を選ぶゲームということなのだろうか。そのあたりをプレイして確かめてみたかった。

その内容は、金属製のコインをやりとりするギャンブル性の高いゲームである。そこに、ちょっとしたブラフ要素も隠されている。

小早川

手札は1枚だけ。中央に「小早川」と呼ばれるカードがオープンになっている。手札の数字が一番大きい人が勝つが、一番小さい人には、小早川が援軍してくれる(数字を足す)。中途半端に大きい数字だと、小早川に援軍してもらった人に負けてしまう。しかし小早川の数字が小さければ、援軍してもらっても勝てるとは限らない。この小早川をめぐる駆け引きがゲームの中心である。

親から順番に、手札を交換するか、小早川を交換できる。手札が弱ければ強いカードに交換するし、手札が強ければ、小早川を弱体化しにいくだろう。ただし、手札は山札から1枚引いて好きな方を取れるが、小早川は何になるか分からない。

全員の手番が終わったら、この場を降りるか残るかを、順番にチップを出して選ぶ。勝てそうにないと思ったらチップを出さないで降りればよい。残った人で手札を公開し、一番弱い人に小早川をつけて勝負。勝った人は、出されたチップ全部と、場から1枚をもらう。

チップがなくなった人は脱落して、規定ラウンド終了後にチップの多い人が勝ち。

どの数字で手札を交換するかが見せどころだ。交換したカードはオープンになるので、「えっ、そんな数字で交換するの? ということはよほど強いカードを引いたか、小早川を狙いに弱いカードにしたか・・・」 とほかの人の手札を読み合う。プレッシャーを与えて相手が降りてくれれば、弱いカードでも勝つチャンスがあるだろう。

当然、一か八かという場面もあるが、カード枚数はたったの15枚でカウンティングも可能。「ここで相手が3か4を引いていなければ、勝てる!」というような勝負になる。

ボードゲームも遊べる大阪のカフェバー、コンティニューにてキウイゲームズの山崎店長、ボードゲーム研究室!のカワサキ第一研究員と3人でプレイ。自信なさそうに見せかけて最強のカードだったり、逆に自信たっぷりに見せかけて相手の出方を伺ったりと、ポーカーフェイスも奏功したみたいで1位。小早川が付いて、数字1つの差で勝てたときが嬉しい。カフェバーの雰囲気にもマッチして盛り上がった。

小早川
佐々木隼/オインクゲームズ(2013年)
3~6人用/8歳以上/15分
オインクゲームズ:小早川