アークライトは6月14日、日本人デザイナー・カナイセイジ氏の新作カードゲーム『Gods’ Gambit ~神々の一手~』を発売する。緒方剛志イラスト、2~6人用、10歳以上、20分、2500円(税別)。
『ラブレター』の各国語版が発売され、世界中のボードゲーム愛好者から高い人気を集めているカナイセイジ氏の新作。先日の超ゲームマーケット(TGiWニュース)でテストプレイが行われた。プレイヤーは堕ちた神々の一柱となり、場札と同じ地域(色)もしくは同じ問題(数字)の従僕・自分の化身などを手札から出すことで、善行を積んでいく。最も早く手札をなくした神が天界に戻ることを許されるが、そのためにはほかの神々の邪魔もしなければならない。争いを勝ち抜くのは誰か?
カナイセイジ氏の得意とする特殊効果が目白押し。ほかのプレイヤーにカードを引かせたり、自分に押し付けられたマイナス効果を打ち消したり、さらにほかのプレイヤーに渡したりする。「喇叭吹き」が4枚公開されるとラウンド終了。サドンデスのスリルも楽しい。
アークライトでは、この作品を新しいブランド「SWITCH GAMES」の第一弾とし、日本人ゲームデザイナーの作品に本格的に取り組む。夏には川崎晋氏の名作コミュニケーションゲーム『クイズいいセン行きまSHOW』(TGiWレビュー)の発売も予定されている。