国際ゲーマーズ賞2013ノミネート
国際ゲーマーズ賞(International Gamers Awards)選考委員会は、今年のノミネート作品を発表した。昨年の夏から1年間に国際ボードゲーム市場で発売された新作の中から、アメリカ、ドイツ、オランダなど世界各国20名の審査員が選んだ作品は次の通り。
8月になってから審査員が各自10タイトルを挙げ、そのうち5タイトルに星印をつける。星印のあるタイトルを2ポイント、無印を1ポイントとして集計し、10位までをノミネートとした。毎年のことながら、日本国内でも評価の高いゲーマーズゲームが並んでいるが、『アンドールの伝説』はノミネートに入らなかった。
【国際ゲーマーズ賞2013ノミネート】
(一般ストラテジー部門)
ボラボラ(Bora Bora / S.フェルト)
ブルッヘ(Brügge / S.フェルト)
文明の衝突(Clash of Cultures / C.マーカッセン)
銀杏都市(Ginkgopolis / X.ジョルジュ)
キーフラワー(Keyflower / S.ブリースデール、R.ブリーズ)
蟻の国(Myrmes / Y.ルヴェ)
ニューアムステルダム(Nieuw Amsterdam / J.D.アラーズ)
カッラーラの宮殿(Die Paläste von Carrara / W.クラマー、M.キースリング)
ロビンソン・クルーソー(Robinson Crusoe: Adventure on the Cursed Island / I.トゥルゼヴィツェック)
スノードニア(Snowdonia / T.ボイデル)
テラミスティカ(Terra Mystica / H.オスターターク、J.ドレーゲミューラー)
ツォルキン:マヤ神聖暦(Tzolk’in: The Mayan Calender / S.ルキアーニ、D.タスキーニ)
(2人用ストラテジー部門)
アンドロイド:ネットランナー(Android: Netrunner / R.ガーフィールド、L.リッツィンガー)
古代:決戦(Antike Duellum / M.ゲルツ)
ルアーブル:内陸港(Le Havre: Der Binnenhafen / U.ローゼンベルク)
メイジウォーズ(Mage Wars / B.ポープ、B.ポープ)
ポリス:派遣の戦い(Polis: Fight for the Hegemony / F.ディアズ)
昨年の受賞作はそれぞれ『トラヤヌス』と『アグリコラ:牧場の動物たち』。大賞の発表は例年9月中で、授賞式はエッセン国際ゲーム祭の会期中に行われる。
『ザ・バクダン』日本語版、本日発売
ニューゲームズオーダー(東京・立川)は本日、ドイツのカードゲーム『ザ・バクダン(Die Bombe)』日本語版を発売する。3~6人用、9歳以上、20分、1500円。
ゲームデザイナーのR.シュタウペが1998年に自費出版した作品。3~25の得点が書かれたカードが毎回2枚ずつ競りにかけられ、用紙に数字を記入してビッドする。一番高いビッドを記入した人が2枚のうち好きな方を手に落とせるが、ビッドした数字がそのまま失点になってしまう。二番目に高いビッドをした人は残りの1枚を失点なしに手に入れられるというゲーム。
赤の得点カードを一番多く集めた人は、得点が2倍になるので枚数も大事。しかし「バクハツカード」を手に入れると、ほかの人の得点カードを1枚吹き飛ばせるので、最後まで勝敗の分からないスリリングなゲームとなる。
ニューゲームズオーダーは、立川ロフト1周年記念に店内で『ザ・バクダン』など自社製品のデモ販売を行う。ゲーム、特製Tシャツ、特製缶バッジのスペシャルセットが3000円で販売される。本日から21日(水)まで。
・Twitter:New Games Order
・Kotaku JAPAN:爆発カードで一発逆転! ドイツ生まれの競りカードゲーム『ザ・バクダン』