『人間ゲーム コンプレックス人狼』6月3日発売
タンサンファブリークと株式会社人間は6月3日、パーティー・カードゲーム『人間ゲーム コンプレックス人狼』を発売する。4~12人用、15歳以上、10分。ホームページの通販サイトにて2400円(送料込み)。
最初に配られるコンプレックスカード。毛深い、ダサい、モテない、ハゲ、低学歴などから各自1枚、自分にもっとも当てはまるものを選び、それを集めてシャッフル。人狼役のプレイヤーは、みんなが伏せている間に当てはまると思う人に配る。配られたカードをもとに、人狼が誰かを当てるというゲーム。「このカードをオレに置いたのは、あいつに違いない!」「あの人にこんなカードが置かれているのはおかしい」などと推理をして人狼をしぼりこんでいく。
4月のゲームマーケットでは試作品が展示され、大いに賑わっていた。
人狼ブームも追い風となり、試作段階から各所で話題となっていた作品。普段から思っていたけどいえなかったことをさらっといってしまったり、今まで誰にも話していなかった自分のコンプレックスをさらけ出してしまったりと、親しい間柄で盛り上がれる作品だ。遊びすぎて、大切な友達をなくさないように気をつけたい。
・人間ゲーム コンプレックス人狼
・日経トレンディネット:クイズRPG、”悪口”、AR技術体感…次にハヤるゲームは何?
・ぼどばら:第一七席「大喜利。それは人間交差点。交差点。それはゲーム。人間ゲーム」
アンケート:ゲームマーケット新作のプレイ状況
Q.72:ゲームマーケットで発売された同人ゲームを……(2013年5月)
A.もう遊んだ 77票(46%) | |
B.遊ぶ予定だ 26票(16%) | |
C.遊んでいない 64票(38%) |
4月に東京ビッグサイトで行われ、5000人が参加したゲームマーケット。そのメインは輸入ゲームよりもインディーズゲーム、同人ゲームになりつつあります。新作だけで137タイトル、旧作の再版を含めればそれ以上のボードゲーム、カードゲームが、ここでしか手に入らないかたちで頒布されました。
アンケートでは、5月の間に同人ゲームを遊んだ方がやく半数にのぼり、(おそらく入手して)遊ぶ予定の方を加えれば6割以上となりました。もっと手に入れやすくなり、ゲームマーケットに参加しなくても多くの作品が遊べるようになれば、もっと増えるでしょう。
先日発表した「ゲームマーケット2013春新作評価アンケート」のトップ3作品は、いずれも小部数販売で現在は入手できなくなっていますが、再版の動きがあるようですので楽しみにして待ちましょう。
6月のアンケートは、5月に発刊されました拙著『ボードゲームワールド』についてです。これまでのボードゲーム書籍にないものを目指して制作しましたが、お読みになった方はどれが面白かったかをお伺いします。