第3回ドミニオン日本選手権、入穂氏優勝
6月22日と23日にかけて、東京・代々木の全理蓮ビルにて第3回ドミニオン日本選手権が行われた。204名の参加者からチャンピオンに輝いたのは入穂氏。
1日目は午前と午後に分かれて予選が行われ、午前中109名、午後95名が参加した。4ラウンドの成績により、それぞれ22名と、前回大会のシード枠で4名が2日目に進出。2日目も4ラウンドの成績で準決勝、さらに決勝が行なわれた。
決勝ラウンドに進出したのは、入穂氏、てっぺい氏、マルク氏と、前回優勝の三津家和彦氏。全員が1勝ずつあげて迎えた第5戦で入穂氏が勝利し、優勝となった。
ドミニオン、今年の優勝者は入穂さんでした! http://t.co/IfEVZ8QGfN
— ホビージャパン・ゲームツィート (@HobbyJAPAN_GAME) June 23, 2013
8月にアメリカで行われる世界選手権には、入穂氏が都合により辞退したため、てっぺい氏が日本代表に選ばれた。そのため、優勝者副賞の100,000円(出場旅費補助費)はてっぺい氏に贈られることになった。日本代表の3年連続優勝の期待がかかる。
・irihoの日記
・てっぺいダイアリー
・togetter:第三回ドミニオン日本選手権レポート
『ドミニオン:ギルド』日本語版、8月下旬発売
ホビージャパンは8月下旬、デッキ構築カードゲームの人気シリーズ『ドミニオン』の拡張セット第8弾『ドミニオン:ギルド(Dominion: Guilds)』を発売する。2~4人用、8歳以上、30分、3150円。王国カードは13種類で、箱のサイズは『錬金術』『収穫祭』と同じ中サイズ。
このセットでは、領主たちがさまざまな技を学んでギルド(同業者組合)に加わり、商売に励んでいくことがテーマになっている。付属するコイントークンは『海辺』と『繁栄』の金貨トークンを発展させたもので、後の手番に持ち越して好きなときに支払うことができる。また、購入コストより多く払うとその分だけ山札を見たり、カードを安く買えたりする効果がある王国カードが特色で、コイントークンと組み合わせればより多く支払って効果を強められるようになっている。
オリジナルの発売元であるリオグランデ社(アメリカ)は、この作品を最後の拡張セットと位置づけているが、デザイナーのヴァッカリーノ氏によれば、将来的に出版社の要望によって制作することもあるとしている。しかし今後は少なくとも、これまでのような定期的な発売は行われない。