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シュピール’13新作情報:ファンタジーフライトゲームズ

アメリカの出版社ファンタジーフライトゲームズは、SF系の作品で人気があります。

プラネット・スチームプラネット・スチーム (Planet Steam)
H.G.ティーマン作、2~5人用、12歳以上、90~180分、7,980円(ホビージャパン)、10月上旬発売予定。
2008年にルドアート(ドイツ)から大箱で発売され話題となった作品が、ファンタジーフライトゲームズらしい豪華なコンポーネントで甦ります。
新興惑星の開発を競うボードゲーム。プレイヤーは企業家となり、装備を組み立て、坑道の権利を獲得し、資源を採掘し、富を増やす。抽出漕を用いて採掘した資源を売買する市場では、価格が不安定に変化します。その中で採掘資源をマネジメントする洞察力と、供給量と需要を的確に操作することができた企業家が勝者になります。
プレイ順と能力を競りで決め、抽出漕を建設して資源を採掘します。市場では資源を売れば価格が下がり、買えば価格が上がります。生産する資源の選択と、効率のよい生産方法をめぐって、幅広い戦略を取ることができます。
TGiWレビュー:プラネット・スチーム(ルドアート版)

プラネットスチーム(コンポーネント)

ギアワールドギアワールド:ボーダーランド(Gearworld: The Borderlands)      
B.エバール、J.キットレッジ、P.オロッカ作、2~4人用、14歳以上、60~120分、6,300円(ホビージャパン)、10月上旬発売予定。
大崩壊した空想世界で征服と生存を目指すボードゲーム。資源を集め、軍事力を高め、輸送能力を強化し、高い塔を建てて「空の世界」を目指します。各土地からは資源が産出され、これを交易したり、軍事力を用いて奪ったりします。車両や武器や建物などの発展を行うためには、必要な資源をその地域に集めなければならず、そのために輸送手段を強化するも必要です。また、同時にそれら資源をほかのプレイヤーから守る軍事力も必要です。
100体のフィギュアが入っており、壮大な戦いが繰り広げられます。

ギアワールド(コンポーネント)

(ホビージャパン取り扱い分のみ。追加可能性あり)

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札幌のプレイスペース「卓屋」

札幌のプレイスペース「卓屋」は、昨年10月にオープンしたボードゲーム・カードゲームのプレイスペースである。モクソン(ハンドルネーム)氏は趣味(アカペラ)の仲間と共にボードゲームを楽しんできたが、数名から「趣味の仲間だけではもったいない! もっと広くボードゲームの魅力を伝えたい!」という声が上がった。スタッフの伝手で、手芸教室を行っているスペースを週末に借り、仲間数名でオープンしたという。
卓屋
完全予約制で、毎週土曜の午後を基本として3~4時間程度の不定期営業。利用料金は1回1000円で、希望すればゲーム紹介とインストのサービスが受けられ、お茶とお菓子が付く。飲食物の持ち込みも可能。
客層は20~30代が中心で、男女問わず、札幌だけでなく、北海道のあちこちから遊びに来ている。常連も増え始め、徐々にボードゲームの楽しさが広まっているようだ。
営業時間が限られていることもあって、手軽に遊べるゲームが中心。常備しているのは約100タイトルで、『カタンの開拓者たち』、『スコットランドヤード』、『ジャングルスピード』、『カチーナ』、『ブロックス』、『アロザ殺人事件』、『うそつき人狼』が人気だ。最近は「人狼パーティ」などのイベントも開く。さらに今年11月に開かれるゲームマーケット2013秋に初参加し、『JANKEN KINGDOM』というカードゲームの頒布を予定している。今後の活躍も楽しみだ。
卓屋
札幌市東区北49条東3丁目4-17 1F(JR太平駅徒歩13分)
Blog:http://gametakuya.projectroom.jp
Twitter:@gametakuya
卓屋