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アンケート:ボードゲーム大会

Q.74:各地で開催されているボードゲームの大会には・・・・・・(2013年8月)

A.よく参加する 9票(8%)
B.たまに参加する 19票(17%)
C.あまり参加しない 81票(74%)

『カルカソンヌ』、『ドミニオン』、『カタンの開拓者たち』、『アグリコラ』・・・・・・有名なボードゲームは世界選手権が開かれており、日本でも大会が広く行われるようになってきています。そこで、このようなボードゲームの大会にどれくらい参加しているかをお尋ねしました。

その結果、4人に3人が「あまり参加しない」と回答。大会の機会が少ないからか、いろいろなゲームを遊びたいからかは分かりませんが、TGiW読者では大会に参加しない方が多数だということが分かりました。

伝説の『ディクシット』日本選手権(なすけんさんのレポート)のように、大会というとガチな競技プレイヤーばかり参加するのかと思っていましたが、大会によっては遊び始めたばかりの人や、気軽に楽しみたいという人も参加しているという話も聞きます。ボードゲームサークルで同じゲームを持ち寄ってミニ大会を開くのも、面白いかもしれません。

9月のアンケートはドイツ年間ゲーム大賞を受賞した『花火』の所有・プレイ状況です。小箱の作品として史上初めて大賞を受賞した注目の作品。日本ではフランス語版の段階から紹介されていました。これを所有しているか、プレイしたことがあるか、3択で最も近いものをお答え下さい。

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エクスプレス01(Express 01)

鉄道会社の貧乏株主

ドイツ、アメリカに線路を走らせ、株券を買って資産を増やす鉄道ゲーム。ボードは使わず、マップはカードを並べて作るのが特徴だ。

ゲームは、国内に鉄道が全くないところから始まる。駅を作れば、その鉄道会社の株券が買えるようになる。株価は、駅の数と同じなので、株をもっている鉄道会社の駅を増やすようにする。最後には、所持金と株価などの合計で資産額を競う。

株券も、お金も、鉄道も、全て同じカードで兼ねているのがシンプルでいい。手元に公開していれば株券(鉄道会社のマークあり)、手札の中にあればお金(1枚1金)、マップ上に置かれていれば線路となる。

エクスプレス01

券を買ったり、線路や駅を増やすには、手札を支払って、好きな山札から必要なカードを取ってくる。色分けされているのは、盤上の線路をアップグレードできる(黄→赤→青)からで、アップグレードすれば線路が増えたり、駅の価値が上がったりする。

手札(資金)がなくなったら、列車を走らせて配当を手に入れよう。鉄道会社を1つ指定し、その株券が全体で何枚あるかを数える。その枚数だけ盤上を列車が走り、止まった駅の数だけ配当が出る。配当は、その鉄道会社の株券をもっている人全員がゲット。

この配当、ゲームが進んでもなかなか増えない。というのも線路が伸びて駅が増えると株価が上がって、後からでは手が出なくなるからである。そのため、わずかな配当をやりくりするカツカツなゲームとなる。


4人でドイツマップのショートゲームと、アメリカマップのロングゲームを1回ずつ。ショートゲームでは中盤かなというくらいのところでゲームが終わるので、ショートゲームで慣れてからロングゲームにするのがよさそう。

マップ上は、場所ごとに何番のカードが置けるかが決まっており、しかも盤外に線路が延びてはいけない箇所があるため、カード選びが難しい。そのためアメリカマップでは、ニューヨークが最後まで線路の通らない過疎地になってしまって笑う。「社長!ニューヨークはもう諦めましょう」

最後までカツカツなので爽快感はないが、駅を1つでも増やすために計画し、資金繰りに悩みながら地道に線路を引いていくのはリアルなものがあった。

Express 01
J.フォン・リューデン/エッガートシュピーレ(2012年)
2~4人用/10歳以上/60分
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moon Gamer:エクスプレス01
ふうかのボードゲーム日記:エクスプレス01