メビウスゲームズ、クニツィアの『京都』発売
メビウスゲームズは12月3日、R.クニツィアのオリジナル作品『京都(Kyoto)』を発売する。2~4人用、8歳以上、20~30分、1800円。12月1日(日)に都内で行われるリトルエッセンにて先行販売される。
メビウス20周年を記念して制作された作品。3月の記念パーティに招待されたボードゲームデザイナーのR.クニツィア氏が、海外ゲームの日本語版ではなくオリジナル作品として制作した。クニツィア氏は記念パーティの後、京都旅行も行っており、クニツィア氏にとっても記念となる作品といえそうだ。
京都の庭を形成する池・コケ・紅葉・砂利。この4つの要素が描かれたタイルを配置し、同じ要素がつながっている分だけ得点できる。『頭脳絶好調』のように、便乗することで得点が増やせるが、タイルが四角形のため、後手を封じられることも。
自分が担当する要素があり、その得点は2倍になる。シンプルながら、その要素を伸ばしたり、封じたりする攻防が楽しめる。
・メビウスおやじ:京都
ワンドロー『ロストレガシー 百年戦争と竜の巫女』一般発売
ワンドローは13日、カードゲーム『ロストレガシー』の独立型拡張セット『ロストレガシー 百年戦争と竜の巫女』を発売した。ゲームデザイン・木皿儀隼一&カナイセイジ、イラスト・杉浦のぼる、協力・I was game、2~4人用、10歳以上、10分、1500円。
カナイセイジ氏のヒット作『ラブレター』の後継作として2013年春に発売された作品を深化。『ロストレガシー』基本セットと混ぜて遊べるだけでなく、この商品単体でも遊べるようになっている。制作にあたっては『ヴォーパルス』のI was gameが参加し、新しいカードテキストと世界観が加わった。
『ロストレガシー』はカードをプレイして効果を使い、「失われた遺産」を探索するゲーム。1枚だけの手札が織りなす『ラブレター』のドラマはそのままに、生き残ったプレイヤーが「失われた遺産」カードのありかを当てるフェイズが加わり、推理やギャンブルの要素が加わった。この作品では16枚のカードセット2種が収録されており、それらの構成を変化させることで毎回異なる冒険を楽しむことができる。
・ワンドロー:ロストレガシー 百年戦争と竜の巫女