Posted in シュピール13

シュピール’13新作情報:マタゴー

ファミリーからゲーマーまで、幅広く展開しているフランスの出版社です。
北西航路探検北西航路探検(Expedition Northwest passage)
Y.トリグニー作、2~4人用、14歳以上、60分。2010年にネットで公開された作品を製品化したものです。
カナダ北極圏の探検中に行方を絶ったイギリスの探検家J.フランクリンの足跡をたどって1850年、探検隊が出発しました。氷の迷路と、北極の冬が立ちはだかる中、無事に帰還することはできるでしょうか。
手番には7人の乗組員を使ってアクションを行います。タイルを氷の絵柄が合うように配置し、船(海上)やそり(陸上)を移動させ、移動先でフランクリンの遺品や海峡、イヌイットや石塚を見つけます。島を完成させたり、最奥まで進んで北西航路を発見したりすると名声ポイントが入ります。
北西航路探検
オリジンオリジン(Origin)
A.マイニーニ作、2~4人用、8歳以上、45分。
人類がアフリカから地球上に広がっていきます。大中小、細中太、白茶黒のコマを盤上に配置し、移動し、交換していきます。配置(進化)は、となりにあるコマと要素(大きさ、太さ、色)が共通しているものだけを置くことができます。移動先ではカード、イノベーションタイル、獲物タイル、海峡タイルを手に入れ、新しい能力や得点になります。カードやタイルが尽きたらゲーム終了となり、最後は目標カードに書かれたとおりにコマが配置されていればボーナスが入り、合計得点の多いプレイヤーが勝ちます。
オリジン(コンポーネント)
カプチーノ(Cappuccino)
C.シャベリエ作、2人用、9歳以上、15分。
コーヒーショップのカップをかたどったコマを使ったおしゃれなアブストラクトゲーム。カップを並べたところからスタートします。自分の番には、自分の色のカップ(または自分の色のカップが一番上のスタック)をとなりのカップに重ねます。段数のより多いスタックに重ねることはできません。こうしてカップが積み重ねられていき、誰も重ねられなくなったらゲーム終了です。一番上に自分の色のカップが乗っているスタックの段数の合計で勝負します。
カプチーノ(コンポーネント)
コルト(Corto)
L.エスコフィエ&S.ポーション作、2~4人用、10歳以上、20~40分。
ボード上にカードを配置しつつ、さらにそのカードの上にコマを置いて陣取りをするゲーム。20世紀初頭のロシアを舞台に、金塊を奪い合います(アニメ映画『コルトマルテーズ 皇帝の財宝を狙え!』がテーマです)。4枚の手札から何枚でもカードを出して、カードを場に配置したり、カードの上に自分のコマを置いたり、ほかのコマを取り除いたり、移動したりします。コルトカードを出すとゲーム中に金塊の配分が起こります。金塊は、エリアごとにコマの多い人がもらえます。最後に、連結している自分のコマや、達成したクエストで金塊を受け取り、金塊の最も多い人が勝ちます。
コルト(コンポーネント)
C3KC3K(C3K – Creature Crossover Cyclades / Kemet)
J.バリオ、G.モンティアージュ、B.カタラ、L.モーブラン作、2~5人用、13歳以上、60分。
ギリシャの神々の戦争を描いた『キクラデス』と、その続編でエジプトの種族の戦争を描いた『ケメット』の拡張セット。『ケメット』のフィギュアを『キクラデス』に使うためのカードが入った「エジプトの援軍」セット、逆に『キクラデス』のフィギュアを『ケメット』で使うためのタイルが入った「ギリシャの伝説」セットが入っており、それぞれのゲームの展開をより多様にします。
タケノコ:コレクターズ・エディション(collector’s version of Takenoko)
A.ボザ作、2~4人用、8歳以上、45分。
日本語版も発売されているボードゲームの豪華版。全てのコマとタイルが一回り大きくなり、庭師とパンダのコマが豪華になりました。スポンジと木箱に収納されています。通常版の4倍にもなる価格に見合うクオリティーです。
タケノコ:コレクターズ・エディション

Posted in 国内ニュース

ワンドローとカナイ製作所の作品集『プリンセスワンダー』11月2日発売

プリンセスワンダーアークライトは11月2日、ワンドローとカナイ製作所のゲーム4タイトルを一箱に詰め込んだカードゲーム集『プリンセスワンダー』を発売する。2~4人用、10歳以上、5~40分、3990円。
ワンドローの『あやつりキングダム』(2012年)、『よくばりキングダム』(2009年)、カナイ製作所の『ラブレター』(2012年)、『ラブレター・トゥ・レディー・ラック』(未発表)、さらに伝統ゲームのイラストを一新した『乙女ごいた』が遊べる。
『あやつりキングダム』は要素の詰まったドラフトゲームで、2~3人、20~40分で遊べる。『よくばりキングダム』は二人用の変則バッティングゲームで10~20分。いずれも木皿儀隼一氏の作品だ。『ラブレター』はカナイセイジ氏の作品で、わずか16枚だけで遊べる2~4人用、5~10分の作品。日本ボードゲーム大賞のほか、今年のアラカルトカードゲーム賞で3位に選ばれた。『
ラブレター・トゥ・レディー・ラック』はその続編となる作品で、シンプルな競りゲームとなっている。3~4人用、20分。
イラストは全て描き起こしで13人のイラストレーターが参加している。また拡張セットのカードやプロモカードも入っており、各作品をすでにもっている方でも購入する価値がありそうだ。
プリンセスワンダー公式サイト
プリンセスワンダー(カード)