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ドイツ・メンサ賞2014に『村の人生』

IQテストで上位2%の成績優秀者のみが入会できる国際団体「メンサ」のドイツ支部は、5回目のドイツ・メンサ賞(MinD Spielepreis)を発表した。会員の投票の結果、『村の人生(Village)』が1位に選ばれた。
数多くのボードゲーム賞と違い、対象を過去5年間の新作にしているところがこの賞の特徴。運だけのゲーム、知識だけを問うゲーム、キッズゲームは除外される。会員が1人5タイトルまで推薦でき、推薦数の多かった上位5タイトルが12月の決選投票にかけられる。
決選投票では『村の人生』が13.1%で1位。2位以下は『カミサド(Kamisado)』『ブルッヘ』『ランカスター』『トリオビジョン(Triovision)』という順番となった。そのほかに、審査員推薦(Spieletipp)として『花火』も選ばれている。
授賞式は2014年2月22日、マールブルクで行われる予定。
『村の人生』は、村の中でさまざまな功績を残して死ぬボードゲーム。昨年のドイツゲーム賞に選ばれ、今年の夏に日本語版が拡張セットと共に発売されている。
MinD-Spielepreis – Die ausgezeichneten Spiele 2014
TGiW:村の人生

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狙え! 一攫千金 メダルドリーム(Medal Dream)

クリスマスプレゼントに

ゲーセンなどにあるメダルゲームを、家庭で対戦できる作品。4人まで賑やかに遊ぶことができる。ニチアサキッズタイムのCMで気になって購入。
手持ちのコインを8枚もち、スイッチを押して内臓の音声の合図でスタート。コインを発射台にセットして中央に向かって飛ばす。発射台のわきに自分のトレイがあり、そこにコインをたくさん集めた人が勝つ。
コインは、周囲の台と、中央のバランストレイと、回転する4箇所のメダルポットにある。発射台はカタパルトのように上に飛ばすところと、下に転がすところがあり、どちらから発射してもよい。バランストレイはカタパルト、周囲の台とメダルポットは転がして狙う。
クセモノなのは回転スピードが自動で変わったり、途中で止まったりすることだ。止まってしまうと、周囲の台とメダルポットは狙えないから、バランストレイを狙うしかない。一方、バランストレイはコインがたくさん載っているものの非常に不安定で、自分のところに落ちる確率は低い。だからこそギャンブル好きはそこを狙う。
家族で5回連続プレイ。メダルポットへの入れ方をマスターした長女の勝率が高かった。長男と私はひたすらバランストレイを狙っては、自分のトレイを空っぽにしていた。3色のコインで得点を変えるルールはまどろっこしいが、1枚10点と1枚-10点になるスペシャルコインを加えたルールだけ入れるのがオススメ。
狙え! 一攫千金 メダルドリーム
作者不明/メガハウス(2013年)
2~4人用/6歳以上/5分