『ジュリエットと怪物』日本語版発売
タチキタプリントは本日、ドイツのデザイナー、M.A.カサソラによる幻のカードゲーム『ジュリエットと怪物(Julchen und die Monster)』日本語版を発売した。2~5人用、8歳以上、20分、1000円。B2Fゲームズ(東京・立川)店舗か、通販サイト「I am Factory」のみの取り扱い。
『レンフィールド』に続くタチキタプリントの製品第二弾は、2006年に自費出版されたドイツのカードゲーム。M.A.カサソラ(『フェレータ』『アッティカ』『タルバ』『サンタクルーズ』)が、2枚のA4シートをハサミで切り抜いて遊ぶというかたちで販売した。先日のリトルエッセンで先行販売された今回の日本語版はもちろん完成したかたちで、初版限定のおまけとしてマグネットシートが付属する。
ジュリエットという女の子を食べるか、最後まで守り切ることが目的だ。2枚の手札から始めて、山札かほかのプレイヤーの手札らカードを引き、数字の大きい順に並べる。モンスターのペアができたら、これを使ってほかのプレイヤーからジュリエットを引き当てれば勝利する。
ババぬきに記憶や推理、ブラフの要素を加えることで、全く新しいプレイ感を生み出している。デザイナーのカサソラが自ら手がけた絵本のようなアートワークも見どころだ。
・タチキタプリント:タチキタゲームシリーズ
・I am Factory:ジュリエットと怪物
日本版The One Hundred 2013投票開始
好きな非電源系ゲームを挙げる毎年恒例の年末投票「日本版The One Hundred」投票が本日から始まった。今年はミクシィではなくグーグルドキュメント(下記リンク)で受け付けられ、誰でも投票できる。〆切は12月15日。
アメリカのブログで行われたものに刺激され、さとーとしき氏(Twitter)が2005年から毎年年末に開催している投票。各自好きな非電源系ゲームを15個挙げ、それを集計して上位100位まで発表する。発表年、生産地共に不問で、TRPG・TCGも含めてかまわない。昨年は112名が投票した。
過去の1位は『カタンの開拓者たち』(2005、2006、2008、2010、2011)が5回と圧倒し、『アクワイア』(2007)、『ドミニオン』(2009)、『プエルトリコ』(2012)が1回ずつ。1年以内に発売された新作は例年1割くらい入るが、10位以内に食い込むのはなかなか難しくなっている。昨年では『ラブレター』と『村の人生』が最高位で15位。国産オリジナル作品でも『ラブレター』が最高位で、『ヴォーパルス』が17位、『TRAINS』が40位となっている。
例年ミクシィの「ボードゲーム」コミュで行われていたが、今年はグーグルドキュメントで行われる。ハンドルネーム可能で、誰でも投票でき、途中経過も見ることができる。奮って投票しよう。
・日本版The One Hundred 2013投票ページ
・日本版The One Hundred 2013途中経過
今年も日本版The One Hundredやります。今年はオープンな環境で投票を受け付けます。投票フォームは以下のページからアクセスください。
https://t.co/ctWZ2sjcVg
— さとーとしき (@toshikis227) 2013, 12月 4