中村誠氏、ボードゲームアドベントカレンダーを公開中
デザイナーの中村誠氏は、今月1日から、毎日1タイトルずつボードゲームアドベントカレンダーを公開している。PDFファイルをダウンロードして厚紙に印刷し、切り取れば無料でプレイできる。
現在まで公開されているのは次の13タイトル。いずれもクリスマスにちなんだカードゲームで、記憶ゲームからワードゲームまでバリエーションに富んでおり、時事も巧みに盛り込んでいる。
1日1タイトル発表という驚異的なペースに「完走できる可能性は低い」と中村氏。クリスマスまで見事完走することはできるか。リツイートなどで応援しよう。
1日 サンタ人狼
2日 キになるクリスマスツリー
3日 雨は夜更け過ぎに雪へとかわるだろう
4日 マストノットフォロー・クリスマスカラー
5日 ひげそりサンタ大作戦
6日 PRESENT for YOU
7日 クリスマス・ラッピング・イン・リボン
8日 ボイン星人・ビフォア・クリスマス
9日 暦の上ではアドベント
10日 クリスマスカラーコレクション
11日 クリスマスぴったんこゲーム
12日 マジカルクリスマス
13日 恋人はサンタク老子
14日 雪かるた
・中村誠のボードゲームアドベントカレンダー2013
『真夜中の探偵』日本語版、1月18日発売
アークライトは1月18日(土)、アメリカのストーリーテリングゲーム『真夜中の探偵(Ace Detective)』日本語版を発売する。R.ローニアス作、2~5人用、14歳以上、45~90分、4200円。
2012年に設立されたばかりのエイツ・サミット社(アメリカ)が今年発表した作品。デザイナーは『アーカムホラー』『エルダーサイン』などストーリー性の高いゲームに定評のあるR.ローニアスで、クラウドファンディング「キックスターター」で資金を集めて製品化された。
カードをつなげて推理し、凶悪犯罪を解明するカードゲーム。1940~60年代のパルプ雑誌の探偵小説やフィルム・ノワールの世界観をベースにしている。プレイヤーたちは互いに協力して、探偵を主人公とした一本の物語を紡ぎだす。その物語の中で何人かの容疑者に手がかりトークンをのせて真犯人をあぶり出し、事件を解決するのだ。
短時間で基本的なゲームが楽しめる「ハードボイルド・モード」に加えて、物語の出来を互いに評価してプレイする「パルプフィクション・モード」があり、好きなモードでプレイできる。遊ぶたびに全く異なるゲーム展開を生み出し、華麗なイラストも見どころの作品だ。