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カタンの開拓者たち’14日本選手権、松本吉高氏が優勝

8月24日(日)、東京・新宿区の日本青年館ホテルにて、『カタンの開拓者たち』’14日本選手権ファイナル東京大会が行われた。東日本大会、西日本大会を勝ち抜いた15名が参加し、予選3回戦と決勝を行った結果、松本吉高氏が優勝した。優勝賞金を手に入れ、日本代表として10月にドイツ・ベルリンで行われる世界選手権に出場する。
参加者は西日本大会より選抜の4名、東日本大会より選抜の10名に、’13日本選手権ファイナル東京大会優勝者である末村直樹氏の15名。『カタンの開拓者たち』日本語版発売元であるジーピーの主催となって3回目となる日本選手権。今年は隔年開催の世界選手権が開催される年であるため、昨年以上に力のこもった熱戦が繰り広げられた。
予選3回戦の結果、3戦全勝のるーと氏、1勝と時間切れトップ1回の中村淳一郎氏、1勝で勝利点が多かった山形周平氏、松本吉高氏が決勝に進出。山形周平氏は2012年の日本チャンピオンで世界選手権にも出場している。松本氏は4位通過だったが、この4名による決勝戦を制して優勝した。
今年で第10回を数える世界選手権は10月10日~12日、33カ国の参加によりドイツ・ベルリンのコミュニケーション博物館にて開催される。過去9回のうち、日本代表は7回参加しており、大井真也氏の準優勝が最高記録。
ジーピー:カタンの開拓者たち’14日本選手権ファイナル東京大会

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デイズ・オブ・ワンダー、アスモデに合併

デイズ・オブ・ワンダー、アスモデに合併デイズ・オブ・ワンダー社(フランス/アメリカ)が、アスモデ社(フランス)に買収合併されることが、両者の発表で明らかになった。デイズ・オブ・ワンダー社はアスモデ内の1レーベルとなり、新製品の開発は続けられる。
デイズ・オブ・ワンダー社は2002年の設立で、『チケットトゥライド』(2004年)でドイツ年間ゲーム大賞を授賞。豪華なコンポーネントや、オンライン版の無料提供などで25カ国に合計500万セットのボードゲームを販売していたが、『スモールワールド』(2009年)以降はヒット作が出ていなかった。
アスモデ社はデイズ・オブ・ワンダー社の設立当初からヨーロッパでの販売で提携していたが、アメリカに本社をもつデイズ・オブ・ワンダー社を吸収することで、アメリカ市場への進出を狙う。アスモデ社はこれまでにも、プロルード社(ドイツ)やイギリスの問屋を買収して国際的に展開してきた経緯がある。
デイズ・オブ・ワンダー社のオーテモンCEOは「我々の経験と、成功したボードゲームの一式を、アスモデ・ファミリーに持ち込めることに興奮している」と語る。合併後もデイズ・オブ・ワンダー社の開発ラインは残され、まもなく発売となる『ファイブ・トライブス:ナカラの魔人』ほか新作の発表も継続される見通しで、日本国内での販売に影響はないものとみられる。
Forbes:Days of Wonder Merging With Asmodee
BoardGameGeekNews:Asmodee Buys Days of Wonder