2014年のアクセス解析
1年の最後にGoogle Analyticsに基づく今年の当サイトへのアクセスデータより。
ページビューは1,420,207で前年比+26%、月平均10万以上を達成。1日平均では3900になりました。ユニークユーザー数も225,904で前年比+33%と上昇。新規訪問の割合が一昨年18.6%、昨年21.5%、今年23.4%と増えていることから、新しい愛好者がどんどん増えている様子です。カウンターは来月に累計500万ヒットに達する見込みで、記念企画を考えております。
アクセス数に基づく注目されたゲームタイトルは以下の通り。1年がかりでようやく日本語版が発売された『カヴェルナ』、次いでむにゅっとした触感が魅力の『おっぱいつかみ』が注目されました。国産ゲームも元気で、10位以内の国内発売元は同じものが一つとしてなく、バラエティが豊かになっています。
TGIW今年注目されたゲーム(検索ワードに基づくランキング、カッコ内は国内発売元)
1位:カヴェルナ(ホビージャパン) 4872
2位:おっぱいつかみ(トリックプレイ) 4853
3位:ブラックストーリーズ:50の”黒い”物語(cosaic) 3232
4位:カタンの開拓者たち:探検者と海賊(ジーピー) 2967
5位:佐村ァ後ろ後ろ!!(芸無工房) 2673
6位:スコットランドヤード東京(カワダ) 2599
7位:ダンジョンギルド(アークライト) 2557
8位:おっぱい・おしり・サンシャイン(ゲームストア・バネスト) 2537
9位:バイブルハンター(キリスト教新聞社) 2477
10位:インフェルノ(テンデイズゲームズ) 2453
最後に、リンク元のアクセス数ランキング。今年もありがとうございました。検索サイトを除くと、ほかにはツイッター(57568)、はてなアンテナ(16269)、feedly reader(6706)、はてなブックマーク(4872)、Facebook(4844)からのアクセスも多かったです。みなさまの話題作りに貢献できたことを嬉しく思います。
TGIW今年のリンクありがとうランキング(セッション数)
1位:ジョーコデルモンド 9639
2位:たっくんのボードゲーム日記 5818
3位:ふうかのボードゲーム日記 3462
4位:俺ビュー 2046
5位:Ich will spielen! 1430
6位:ボードゲーム ラボラトリー 1265
7位:ボードゲームランド 1192
8位:ボードゲーム研究室! 1060
9位:みさき工房 1056
10位:メビウスゲームズ 1002
『街コロ』、海外で評判
フランスのボードゲームデザイナー、A.ボザは自身のブログで今年一番のボードゲームとして『街コロ』を挙げた。「シンプルで、短くて、美しくて面白い。私が好きな要素が全て入っている」と評している。ちなみに昨年は『クウィックス』、一昨年は『クー』を選んでおり、一貫した基準であることが分かる。
・ANTOINE BAUZA:myGOTY 2014
ボザは親日家で知られ、今年3月にも来日している(TGiWニュース)。だから日本のゲームに対しても評価が高いのかもしれないが、ドイツのボードゲーム専門誌シュピールボックスでも高い評価が付けられている。
シュピールの後に発行された2014年6号では、新作の中から記者が選んだ10タイトルが紹介されている。7人の記者のうち3人が『街コロ』を挙げた。最も多く挙げられたのは『デウス』と『ビースティバー』で5票。集計した結果は以下の通り。日本発の『セイルトゥインディア』のほか、『オニタマ』『シークレットムーン』を挙げる記者もいた。
【シュピールボックスの記者が選ぶシュピール’14新作10タイトル】
5票 デウス、ビースティバー
4票 コルトエクスプレス、パッチワーク
3票 オルレアン、シュタウファー、ブラックフリート、街コロ
2票 春秋戦国、セイルトゥインディア、ノスフェラトゥ、パナマックス、サンクトペテルブルク第2版、ファイブトライブス
さらに年末に発行された2014年7号には、2ページにわたるレビューが掲載された。シュピールボックス誌のレビューには最後に各記者の10段階評価があるが、『街コロ』の評価は9人中8点が4人、7点が5人という高い評価を得ている。レビューは『カタンの開拓者たち』との類似性を挙げ、手番でなくても楽しめると述べ、「ダイスロールには苦楽が共存している。この軽快なダイスゲームで起こる感情は、希望、悲しみ、喜び、怒りである。その全てがこの小さな箱に詰まっている。まとめるととても楽しい娯楽になるだろう」と締めくくっている。
独シュピールボックス誌に『街コロ』レビュー。8,7,8,8,7,8,7,7,7と軒並み高評価。 pic.twitter.com/PTOkkbE2cK
— TableGamesintheWorld (@hourei) 2014, 12月 29
『街コロ』がヤポンブランドを通してシュピールで紹介されたのは2013年だが、コスモス社がドイツ語版を発表したのは2014年秋。つまり2015年度の新作ということになる。ドイツ年間ゲーム大賞やドイツゲーム賞への入賞も十分可能性ありだ。
・グランディング:街コロ