Posted in ゲーム賞 フランス年間ゲーム大賞

フランス年間ゲーム大賞2016に『ミステリウム』

フランス年間ゲーム大賞選考委員会は25日、カンヌ国際ゲーム祭の前夜祭にて、今年のフランス年間ゲーム大賞を発表した。大賞にはイメージ推理ゲーム『ミステリウム』が選ばれたほか、キッズゲーム大賞に『キツネの親方』、エキスパートゲーム大賞に『パンデミック・レガシー』が選ばれた。
カンヌ国際映画祭のメイン会場としても知られる南仏「パレ・デ・フェスティバル・カンヌ」の大ホールでセレモニーは行われた。大勢の観衆が見守る中、ノミネート作品のデザイナーや出版社員が登壇。その中で大賞が発表された。今年初めてファミリー、キッズ、エキスパートの3部門に分割され、各3タイトルのノミネートの中から1タイトルずつ大賞が選ばれている。
大賞に選ばれた『ミステリウム』はウクライナのゲームデザイナーがデザインし、『ディクシット』で知られるフランスのリベル社が発売した作品。1人のプレイヤーが幽霊役となり、ほかのプレイヤーは霊能者となって、しゃべることのできない幽霊役が出したイメージイラストから事件の真相を解明することを目指す。先日発表された日本ボードゲーム大賞でも、投票部門で1位を獲得している(TGiWニュース)。国内では日本語版が現在品薄となっているが、3月中旬に再入荷される予定。
【アスドール・フランス年間ゲーム大賞2016】
年間ゲーム大賞
ミステリウム(Mysterium / O.シドレンコ、O.ネフスキー / リベル)
年間キッズゲーム大賞部門
キツネの親方(Maître Renard / F.ヴァグナ / スーパールド)
年間エキスパートゲーム大賞部門
パンデミックレガシー(Pandemic Legacy / M.リーコック、R.ダビョー / フィロソフィア)

Et voici le Palmarès As d'Or Jeu de l'Année 2016 !!! #FIJ2016

Posted by Festival des Jeux Cannes on 2016年2月25日

Posted in 国産新作ゲーム

『はじめてのアルゴ』発売

学研プラスは本日、未就学児から楽しめる算数ゲーム『はじめてのアルゴ』を発売した。デザイン・若杉栄二、2~4人用、2,000円(税別)。
2002年に発売され、13カ国で累計発行数70万部超となった(海外では”Da Vinci Code”などのタイトルで発売)数当てカードゲームの幼児版。ランダムに配られる数字を小さい順に並べ、相手の見えない数字を推理して全部オープンさせれば勝ちとなる。自分のカードの数字と、ゲームを進めていくうちにわかってくる条件をヒントに推理するゲームだ。
小さなお子さんでも楽しめるよう、数字を1~10に変更し、なじみやすいかわいい形状の数字ブロックを採用。ルールを簡単にしてプレイ時間を短縮したほか、2~4人用の「神経衰弱ゲーム」と、1人用の「たし算・ひき算ゲーム」も収録した。数字に慣れ親しみ、計算の練習もできる。