ゲームマーケット2016神戸:参加者3700名
2月21日(日)に神戸国際展示場で行われたアナログゲームイベント「ゲームマーケット2016神戸」は3700名が参加したことを、主催のアークライト社が発表した。2015年3月に大阪・ハナミズキホールで行われた「ゲームマーケット2015大阪」(参加者3000名)から700名、約2割増となった。
前回を60団体も上回る203団体の出展者が、約60タイトルの新作ゲームをはじめ、旧作・輸入・中古ゲームが並べて迎えたゲームマーケット。午前10時の開始時には約1000名が待機列を形成し、正午までには3000人が入場した。
次回はゲームマーケット2016春で5月5日(日)、その次はゲームマーケット2016秋で11月(未定)に行われる。春の出展申込はすでに締め切られ、過去最高の480団体が出展する。
【ゲームマーケット】
2月21日開催の「ゲームマーケット2016神戸」を無事開催することができました。
今回も多くの方にご参加いただき、出展者数約200ディーラー、参加者数約3,700人でした。
ありがとうございました。
#ゲムマ #ゲームマーケット— ゲームマーケット (@GameMarket_) 2016, 2月 22
ボードゲームが遊べる札幌のスナック「ロ・ポッサ」
クレーブラットの畑さんのお勧めで、畑さんのお知り合い4人と札幌のスナック「ロ・ポッサ」を訪問。ママのマジックを見たり、いろいろなおもちゃで遊んだり、ボードゲームをしたりして楽しんだ。
「ロ・ポッサ」はすすきのの繁華街にある。現在国内に次々と開店しているボードゲームカフェバーというわけでもなく、ママがマジックをするからといってマジックバーというわけでもない。ママにいわせれば「普通のスナック」である。しかし全然、普通ではない(名前が「札幌」を逆から読んだものだということに、このレポートを書いていた気が付いた)。
入ってすぐ、棚の上にボードゲームが高く積まれているのを発見。カウンターには『ブリッと出るワン』が何気なく置かれている。見たことのないおもちゃや置き物がいろいろなところに置いてあって独特の空間である。
着席してすぐ、おもむろに『ロンドローロ』を始める畑さん。スイスの木製玩具で、2つのバーを操って、金属のボールをできるだけ遠くまで転がすことを目指す一人用ゲームだ。これがなかなか難しい。難なく最高得点の穴に落とし、喝采を受けるママ。「開くときは早く、閉じるときはゆっくり」というコツを教えてもらったがなかなかうまくいかない。
鼻に取りつけるカードを出してもらい、一通り撮影会をしているうちにだいぶ打ち解けてきた。食べ物は水餃子、きなこもち、スパゲティと出てきてお腹もいっぱいである。
次にママに「大車輪お願いします」というと、もってきたのはタカラトミーの『大車輪てつぼうくん』。足を振って体操選手を回転させ、タイミングよく鉄棒から手を離してうまく着地させることを目指す一人用ゲーム。これもママさんがやすやすとやってのけるのに、やってみると選手を回すところから難しい。ボタンを押すタイミングを教えてもらって飛ぶところまでは漕ぎつけたものの、着地が決まらなかった。
牛乳パックで作ったバラバラ広がるおもちゃ、一度閉じると開かない小箱、綿の中から指が出てくる小箱、手をつなぐと電気がつくランプ・・・ママが次から次へと面白いアイテムをもってくる。カラオケで『オリーブの首飾り』を鳴らすと、風船と剣を飲みこんでリボンを出すマジックを披露してくれた。
ボードゲームも変わり種を揃えている。擬態語を聞いて札を取る『おとあわせかるた』、ボールを落としてコマをひっくり返す『大騒動』など、マジックやおもちゃとシームレスにつながっている印象を受けた。
ゲームマーケット神戸の新作コミュニケーションゲーム『マジョリティパーティー』と『黄金体験ゴールドエクスペリエンス』を遊んだり、畑さんの創作ゲームのテストプレイをしたり、日本語版が発売されたばかりの『コードネーム』をプレイたりしているうちにあっという間の7時間。これだけいて、ずっと飲んでいたのに、お支払いはひとり3300円。何でも固定料金なのだそう。
最後にママのスプーン曲げのマジックを見て、曲がったスプーンをお土産にいただいて帰った。最後の最後までサプライズだらけだった。
ボードゲームに限らず、1人でも、知人と数人でも楽しめるスナック。ボードゲームを知らない人を誘って飲みに行くのもよさそうな、間口が広く、そして居心地のいいところである。
ロ・ポッサ
北海道札幌市中央区南7条西4丁目LC七番館2F
011-562-7711