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アンケート:定番ゲーム

Q109:旧作の定番ゲームはどれくらい遊んでいますか?

A.よく遊ぶ 63票(43%)
B.たまに遊ぶ 75票(51%)
C.ほとんど遊ばない 10票(7%)

次々と発売される話題の新作。面白いと思っても、繰り返し遊ぶのはなかなか難しい状況になっています。その中で、『カタン』や『プエルトリコ』や『アクワイア』など、定番と呼ばれる旧作はどれくらい遊ばれているでしょうか。
アンケートでは、たまに遊ぶという方が約半数で最も多く、よく遊ぶ方が4割、ほとんど遊ばない方は1割にも満たないという結果でした。新作を次々と遊びつつ、ときどき定番ゲームを出すというパターンが多いようです。
定番ゲームには、長年遊ばれてきただけの面白さがあります。また、新作ゲームと遊び比べることで、それぞれの長所と短所が見えやすくなるでしょう。先日『カタン』を久しぶりに遊んだところ、「盗賊を好きなところに置いてよい」というルールが逆に新鮮に感じられました。ボードゲームにおける快適なインタラクションは、当時と今でだいぶ変わってきているように思います。
いつものメンバーで今更と思うこともあるかもしれませんが、往年の名作をたまに出してみてはいかがでしょうか? 当時とはまた違った感触を得られることもきっとあるでしょう。
8月のアンケートは、友人以外への紹介です。職場やアルバイト先など友人でない人、しかもボードゲームのことをほとんど知らない人に紹介するのは勇気がいるものですが、実際のところどれくらい紹介しているものか、三択の中から最も近いものをお答え下さい。

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ナンジャモンジャ(Toddles-Bobbles)

前からそんな名前だったような気がする不思議
ナンジャモンジャ
頭と手足だけの謎の生物”ナンジャモンジャ”族がめくられるたびに思いつきで名前を付け、後で同じものが出たら、その名前をいち早く叫ぶゲーム。ロシアで発売されていたものを今年すごろくやが日本語版にした。4歳から遊べるが、大人だけで遊ぶとどうなるだろうか。ペアセットを使い、8人でプレイ。
まずはネーミング。今回は「浅田まおう」「キュウリ魔王」「キュウリ大魔王」が現れて大混乱。「スイカメロ蔵」「松茸タケ蔵」など言いにくい名前も入ったが、不思議と皆覚えてくるものである。メンバーによっては、そこにいる誰かの名前をつけたり、下ネタに走ったりしても楽しめるだろう。
獲得したカードは自分の前に重ねておく。その一番上にあるカードと同じものが出たら、名前ではなく「ナンジャモンジャ!」と言わなければいけないルールを採用。これでだいぶお手つきが増えた。
しかし本番は2ゲーム目である。前のゲームで脳に刻みつけられた名前がつい出そうになる。ちなみに誰も言えなかったらリネームする。
スピードもべらぼうに早い。最初のほうは名付け親しか呼べなかったのに、終盤はめくられた瞬間に一斉に名前が呼ばれて誰が一番だったか分からないほど。終始息もつかせぬ緊張感があったが、焦るあまり、ほかの生物と混ざったような変な名前をいうこともあって大笑いした。
記憶ゲームは苦手な方も多いが、それ以上にネーミングの楽しさがあってクリエイティブに楽しめるのがよい。飲みながら遊んだらもっとすごいことになりそうだ。
ナンジャモンジャ
R.アリョーナ作/シンプルルールズ(2010年)+すごろくや(2016年)
2~6(ペアセットで~12)人用/4歳以上/15分