すごろくやでキッズ向け「ボードゲームを作ろう教室」
すごろくやは7月25日より8回にわたって、夏休みキッズ向けワークショップ「ボードゲームを作ろう教室」を開催する。7月25日(月)、8月1日(月)、3日(水)、16日(火)、20日(土)、22日(月)、27日(土)、29日(月)の9:30~12:30。東京・高円寺のす箱新館にて。参加費3000円(当日3500円)。各回定員10名で、8~15歳限定(保護者の同席も不可)。
講師である丸田店長の指導のもと、1人ずつ個別に、自分のアイデアを盛り込みながら、ゲームに必要な用具を作り、絵を描き、自分だけのゲームを作っていく。夏休みの自由研究に、創造力と集中力の涵養に、あるいは思い出作りにお子さんに勧めてみてはいかが。
詳細および申し込みは下記公式ブログにて。現在のところ、どの回もまだ空きがある。
・高円寺0分すごろくや:夏休み期間イベント「ボードゲームを作ろう教室(キッズ向け)」
ドイツ年間ゲーム大賞2016に『コードネーム』、エキスパート大賞は『スカイアイランド』
ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)選考委員会は本日10時30分(日本時間の17時30分)、ベルリン市内のホテルにて今年度大賞の発表と授賞式を行った。5月に発表されていた(TGiWニュース)各3タイトルのノミネート作品から、大賞には『コードネーム』、エキスパートゲーム大賞には『スカイアイランド』が選ばれた。
審査員は授賞式の前夜に投票して大賞を決定する。当日はノミネート作品のデザイナー、イラストレーター、出版社の代表が招かれ、それぞれ3タイトルのノミネート作品を順番に紹介した後、大賞が発表された。
大賞には『コードネーム』(チェコゲーム出版)が選ばれた。2チームに分かれてヒントをもとに言葉を当てるコミュニケーションゲーム。チェコのボードゲームが選ばれるのは初。昨年の『コルト・エクスプレス』に引き続き外国作品が大賞に選ばれることになった。審査委員会は「1回遊べばすぐ2回目、3回目、4回目と遊びたくなる。この連想ゲームにはやめられない魅力がある。できるだけ多くの言葉を1つの概念で描写し、敵チームの言葉を含めないというチャレンジはなぞなぞのようで、何としてでも解きたくなる。チーム戦ではあるが、2~3人用のバリアントルールもよく出来ている。言語で遊ぶのが好きならば、このゲームが大好きになるだろう。」とコメントしている。
6年目のエキスパートゲーム大賞に選ばれたのは『スカイアイランド』。こちらはデザイナーの出版社もドイツで、ドイツゲームが得意なタイル配置と値付けのゲーム。デザイナーのA.プフィスターは昨年の『ブルームサービス』に引き続き2年連続のエキスパート大賞受賞となった。審査委員会は「スマートなルールのおかげでシンプルに遊べ、それでいて抜群に魅力的である。実際の人生と同様、この配置と経済のゲームでお金をうまく管理し使うには経験が必要である。その上、ゲームのたびに目的を新たにする可変的な得点システムが優れている。たくさんの革新的なシステムとアイデアをエレガントに噛みあわせたゲームは、完璧に近い」と褒めている。
ドイツ年間キッズゲーム大賞の発表は先月20日に発表され『ストーンエイジ・ジュニア』が選ばれている(TGiWニュース)。
『コードネーム』は日本語版が発売されており、『スカイアイランド』は海外版が流通している。
・Spiel des Jahres e.V.:Codenames ist das Spiel des Jahres 2016/Isle of Skye ist das Kennerspiel des Jahres 2016
・TGiWレビュー:コードネーム
・TGiWレビュー:スカイアイランド
Die beiden Preisträger pic.twitter.com/DfRLUKh8Sb
— Spiel des Jahres (@SpieldesJahres) 2016年7月18日