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山形・長井にボードゲームカフェ&バー「ある世界」スタート【2019閉店】

山形県長井市にて6月16日から、週末ボードゲームカフェ&バー「ある世界」がオープンした。長井駅前のカフェを会場に金土曜日の18:30~24:00に開かれる。1時間500円(最大1500円)+1ドリンクオーダー制。
初めてでも楽しめるゲームからゲーマーズゲームまでボードゲームを50種類程度を用意。また地元のボードゲーム愛好者が日替わりでマスターを務める全国初の試みで、マスターによって遊ばれるゲームが変わる。
ある世界
山形県長井市は昨年から「やまがたボードゲーム協会 」が立ち上がり、ボードゲームのレンタルやインストラクター派遣を行っている。また地元観光局主催で「お寺でボードゲーム 」が毎月開かれており、先週は20名近くが参加するほど。さらに今年4月からボードゲームを扱う木のおもちゃ屋さん「Kimi 」がオープンし、オインクゲームズ大会が開かれた。人口3万人を割る地方都市ながら、ボードゲームが急速に盛んになっている。
当サイトの管理人もマスターとして近いうちに参戦を検討している。読者のみなさんがマスターをするとしたら、どんなボードゲームを選ぶ?
ある世界(店内)

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イタリア・ルネッサンスの権力を手中に!『ロレンツォ・イル・マニーフィコ』日本語版発売

テンデイズゲームズは6月15日、『ロレンツォ・イル・マニーフィコ(Lorenzo il Magnifico)』日本語版を発売した。デザイン・S.ルチアーニ&アッキトッカ、イラスト・K.フランツほか、2~4人用、12歳以上、60~120分、6400円(税別)。

オリジナルは2016年、クラニオ・クリエーションズ(イタリア)から発売されたボードゲーム。デザイナーは『ツォルキン』や『マルコポーロの旅路』を手掛けたルチアーニと、デザイナー集団「アッキトッカ」からF.ブラシーニとV.ジッリが手を組んだ。シュピールのスカウトアクションでは、「規定票数には届かなかったものの評価の高かった作品」に挙げられ、日本でも輸入版が高評価を受けていた。

タイトルはイタリア・ルネッサンス期に権力を集めたロレンツォ・デ・メディチの異名。プレイヤーは貴族一家の長となり、家族をさまざまな著名人のもとへ送り込んでイタリアの発展に貢献し、勝利点を得ることを目指す。ワーカー駒を用いて建物や領地を表すカードを獲得し、そのカードの効果でさらに力を伸ばしていく拡大再生産ゲームだ。
ワーカー駒の能力(数値)はサイコロの目によって決められるのが大きなポイント。ワーカー駒の能力によって獲得できるカードが制限されたり、カードを発動させた際に得られる効果が変わる。サイコロによって変わる能力に対し、的確で臨機応変なアクションの選択や戦略が求められる。

また、教会への信仰も重要で、途中で教会に援助を求められる。信仰点が足りなかった場合は、大きなペナルティが課せられるのだ。将来のためにあえてペナルティを受けるか、おとなしく従っておくかも的確な判断が求められるだろう。

プレイ時間も長めで、挑戦しがいのあるゲーム、満を持して日本語版の登場だ。

内容物:ボード1枚、個人ボード4枚、個人ボーナスタイル4枚、コイン、ダイス3個、木材駒、石材駒、使用人駒、一族駒16個、波紋駒2個、マーカー16枚、破門タイル21枚、カバータイル4枚、発展カード96枚、指導者カード20枚、シールシート、ルールブック、クイックリファレンスカード
テンデイズゲームズ:ロレンツォ・イル・マニーフィコ 日本語版
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ロレンツォ・イル・マニーフィコ日本語版(コンポーネント)