『レッドドラゴン・イン2』日本語版、5月20日発売
アークライトは5月20日、冒険者たちが酒場で金貨を奪い合うカードゲーム『レッドドラゴン・イン2(The Red Dragon Inn 2 )』日本語版を発売する。デザイン・G.ボットン、C.スカドル、C.ボーム、2~4人用、13歳以上、30~60分、4200円(税別)。『レッドドラゴン・イン』と組み合わせて遊ぶことも、単体で遊ぶこともできる。
昨年3月にカナイセイジ氏の翻訳で日本語版が発売された『レッドドラゴン・イン』の続編で、オリジナルは2008年にスラグフェストゲームズ(アメリカ)から発売された。
プレイヤーは日中に迷宮を探検し、モンスターを倒して持ち物を奪ってきた冒険仲間たちとなり、酒場「レッドドラゴン・イン」で金貨を奪い合う。酔いつぶれないように気を付けて金貨を集めよう。
このゲームではキャラクターが全て一新され、ドワーフのディムリなどが登場する。『レッドドラゴン・イン』キャラクターを追加して5人以上で遊ぶこともできる。
内容物:カード類:190枚(88×63mm)、プレイマット4枚、耐久力マーカー4個、酩酊マーカー4個、金貨トークン50個、ルールブック1冊
タイルをつなげて王国建設『キングドミノ』日本語版発売
テンデイズゲームズは13日、ドミノのようなタイルを並べて王国を作るタイル配置ゲーム『キングドミノ(Kingdomino)』日本語版を発売した。デザイン・B.カタラ、イラスト・C.ブーケ、2~4人用、8歳以上、15分、3000円(税別)。
オリジナルは2016年、ブルーオレンジゲームズ(フランス)から発売された作品。ゲーマーズゲームが上位を占めるシュピール’16のスカウトアクションで6位に入ったほか、フランス年間ゲーム大賞とゴールデンギーク賞ファミリーボードゲーム部門にノミネートされ、今年度を代表するファミリーゲームとして注目されている。
並べられたタイルから自分の欲しいタイルを選び、それを自分の前に配置していく。地形の繋がりと、タイルに描かれた王冠の数で得点が決まる。うまく配置して、より高い得点を目指そう。
タイルには番号が振ってあり、前に取ったタイルの番号が小さかった順に取る。大きい番号のタイルは得点を獲得しやすいが、次のタイル選択の順番は遅くなってしまう。そこも踏まえてタイルを選ぶ面白さがある。
また自分の王国は5×5枚になるように作らなければならないため、この後に置くタイルを考えて計画的に進める必要がある。このパズル的な面白さもゲームの魅力だ。
15分で終わる手軽なゲームながら、遊びごたえのある作品だ。
テンデイズゲームズ:キングドミノ