ゴミから芸術作品へ『ジャンクアート』日本語版、7月中旬発売
ホビージャパンは7月中旬、ジャンク品を積み上げて芸術作品を作るバランスアクションゲーム『ジャンクアート(Junk Art)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.コルミエ、S.F.リン、イラスト・C.クィリアムス、2~6人用、8歳以上、30分、4500円(税別)。
F2Zエンターテインメントが2015年に立ち上げたレーベル「プレッツェル・ゲームズ」の製品。第一作のウェスタンおはじきゲーム『フリッケム・アップ』もシュピールの会場で注目されていた。
プレイヤーは芸術家となり、世界各国の都市ごとのテーマに沿ってジャンクピースを組み合わせてアート作品を作り上げる。各都市の展覧会を回るワールドツアーに参加するが、都市によって好みが異なり、作品の製作方法や得点となるファン獲得の条件が異なる。一番高い作品が好まれる都市もあれば、全員で一つの作品を作り上げる都市、お互い要らないジャンクピースを押し付け合う都市も。
無茶な形のジャンクを、無茶な条件で積み上げて、キテレツな作品を作り上げよう。手の器用さと、ピースのバランスと、少々の運を必要とするゲームだ。
内容物:プラスチック製の土台 6個、ファントークン 60個、プラスチック製ジャンクピース 60個、ジャンクアートカード 60枚、都市カード 15枚、開始プレイヤー/進行方向カード 1枚、スターカード 1枚、サボテンカード 3枚、メジャー 1つ 他
NEWS ZEROでボードゲーム特集
日本テレビ系列で6月20日に放送されたニュース番組『NEWS ZERO』にて、特集「アナログ”ボードゲーム”人気のワケは?」が取り上げられた。
取り上げられたのは火曜日のキャスターを務めるファッションモデル・桐谷美玲氏の「ハッシュタグ」コーナー。先月開催されたゲームマーケットの待機列や、会場内で遊ぶ人たちの様子を写した後、その魅力を探って桐谷氏はJELLY JELLY CAFE渋谷店へ。一番人気だという『カタン』などを紹介してもらった後、『スピードカップス』を実際にプレイした。
『スピードカップス』は同時プレイでカップを並べ替えるゲームで、「みんなで盛り上がれて夢中になれる。」さらに店内で『海底探険』や『キングダムビルダー』をプレイしているお客さんが全員初対面だといい、「数人でやるゲームが多いため、知らない人たちがテーブルを囲むことも多い」とした。お客さんのひとりがインタビューに「顔を見ながらゲームできるのってインターネットではできなかったりする」と答えている。
さらに場面は日本おもちゃ大賞の授賞式へ。「定番ボードゲームの進化」として、大賞の『地球まるごとすごろく』、『野球盤』のカラー画面、『人生ゲーム』次回作の打ち合わせ風景などが放映された。
スタジオに戻り、桐谷氏は「単純なルールで誰でも楽しめ、ゲームという共通な話題で盛り上がれるのがいいなと思いました」とまとめ、人気のきっかけのひとつとして東日本大震災を挙げた。対面であることの新鮮さ、入りやすさ、盛り上がりやすさが、ボードゲーム魅力として捉えられていた。
・Twitter ハッシュタグ「ゲームに興奮」(今回のお題)