小春日和の森林散策ゲーム『インディアンサマー』日本語版、1月下旬発売
ホビージャパンは1月下旬、『インディアンサマー(Indian Summer)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・A.ベークホフ、1~4人用、10歳以上、プレイヤー人数×15分、5500円(税別)。
ベルリンのボードゲームカフェ「シュピールヴィーゼ」から昨年発表された『コテージガーデン』が好評だったことから、「パズルゲーム三部作の第2弾」と銘打って今秋発表された作品。ローゼンベルクが『パッチワーク』(2014年)、『オーディンの祝祭』(2016年)と取り組んできたパズルタイルを組み合わせるボードゲームの系統作品だ。タイトルは日本語で小春日和という意味で、温かい秋の日を指す。森を散策して、小さな宝物を見つけよう。
プレイヤーは6つのエリアに分かれた自分の林床ボードに、さまざまなかたちの木の葉タイルを配置して埋めていく。木の葉タイルには穴が空いており、林床に配置するとその穴から宝物(木の実・キノコ・ベリー・羽根)が見えるようになっている。自分の林床を隙間なく覆い、かつ穴から宝物が見えるようにするにはパズル思考が求められる。
エリアを1つ埋めるたびにそのエリアの宝物を獲得し、宝物の効果で林床をより早く覆えるようになる。またさらに、穴のかたちを合わせて動物タイルを配置することで、さらに宝物が手に入るという二重のパズルになっている。使用するタイルは中央のストックから自分のストックに補充し、キノコを使うことでほかのプレイヤーのストックを使うこともできるため、ほしいタイルをめぐる先取りのインタラクションも楽しめる。
箱のサイズが『コテージガーデン』より大きくなった人気ゲームデザイナー・ローゼンベルクの注目の新作。1人プレイ用ルールも付属する。
内容物:両面印刷のボードゲームパーツ2枚、両面印刷でいろいろなパターンの林床ボード6枚、木の葉タイル75枚、動物タイル20枚、リスチップ32枚、宝物チップ80枚、リュックサック(サマリー)4枚、組み立て式のブルーベリーの茂みコマ1つ、ハイキングシューズタイル1枚、ルールブック1冊
『コードネーム:デュエット』日本語版、1月中旬発売
ホビージャパンは1月中旬、ドイツ年間ゲーム大賞の受賞作品のシリーズ新作『コードネーム:デュエット(Codenames Duet)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:V.フヴァチル&S.イートン、イラスト・T.クチェロフスキ、2人以上、11歳以上、15分、3000円(税別)。拡張セットではなく、単独でプレイできる。
『コードネーム』は2016年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞し、『ピクチャーズ』『ディズニー版』『マーベル版』など展開をしている。本作は今夏に発売されたもので、ルールをアレンジし、2人で協力してプレイできるようにしてある。パートナーと協力して、敵の暗殺者を避けつつ、時間内に味方のエージェント全員と接触しよう。
テーブル上にワードカードを並べ、ヒントをもとに所定のワードを連想で当てるというところは『コードネーム』と同じ。ただし所定のワードは2人でそれぞれ異なり、当てるたびに状況は刻一刻と変わっていく。決められた手番数・失敗数の中で、全てのワードを当てることができたら勝利だ。
2人だけでなく、2チームに分かれてプレイすることも可能。またキャンペーンでプレイできる「ミッションマップ」が入っており、難易度を変えて繰り返しプレイできるようになっている。ワードカードは『コードネーム』と同じデザインなので混ぜて使うこともできる。
・TGiWレポート:コードネーム:デュエット
内容物:協力プレイ用の緑のエージェントカード15枚、デュエット専用の両面印刷のキーカード100枚、残りターン数を管理する時間トークン11枚、恐るべき暗殺者カード1枚、ミッション・マップの冊子1冊、カードスタンド1個、ルールブック1部、オリジナルの「コードネーム」と共用できる両面印刷のワードカード200枚(400語)
ヒント「歯、3枚」。歯から連想されるワードはどれだろう?