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カルカソンヌ日本選手権2018、藤本巌郎氏が優勝

今年で8回目となるカルカソンヌ日本選手権(主催・メビウスゲームズ、実行委員会)が8月18日(土)、すみだ産業会館にて開催された。のべ700名(昨年比+40)が参加した51回(昨年比+4)にわたる全国各予選の成績優秀者とシード選手あわせて73名が参加し、藤本巌郎氏が初優勝した。

ルールは世界選手権と同じ2人対戦。予選6ゲームの成績で上位8名が準々決勝に進出し、うち4名が準決勝、そして2名が決勝へと勝ち進む方式。藤本氏は、3度目の優勝を目指した望月隆史氏を準決勝で破った北村諭史氏と決勝で対戦。激戦を制した。

優勝した藤本氏は日本代表として10月にドイツ・エッセンで行われる第13回カルカソンヌ世界選手権に参加する。歴代日本代表と、世界選手権における成績は小向真之介氏(準優勝)、村田大輔氏(5位)、岩村響氏(25位)、望月隆史氏(優勝、準優勝、11位)、根岸丈氏(18位)、月形祐輔氏(7位)。
当日はそのほか、メビウスゲームズが『ジャンボカルカソンヌ』を制作した新潟県上越市の降旗太地氏を招き、チームで参加者がミープルになって対戦を繰り広げた。

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林尚志の分けっこゲーム『ヘンゼルかグレーテル』9月20日発売

henselorgretel.jpgアークライトは9月20日、スイッチゲームズのレーベルで『ヘンゼルかグレーテル』を発売する。ゲームデザイン・林尚志、イラスト・ア・メリカ、3~6人用、8歳以上、30分、2200円(税別)。
オリジナルはOKAZU Brandがゲームマーケット2015秋で発表した『はんか通骨董市』。昨年、ツォッホ社(ドイツ)からドイツ語版『キモノ(Kimono)』、TMG社(アメリカ)から英語版『ズースケイプ(Zooscape)』として発売されている作品が、このたびお菓子の家をテーマにして国内リメイクされた。
プレイヤーは森の動物となり、ヘンゼルかグレーテルどちらからお菓子をもらうか選ぶ。ほかのどうぶつと同じ選択をしてしまうともらえるお菓子が減ってしまい、同じお菓子を食べすぎるとおなかをこわしてしまう。最も上手にお菓子を集められるのは誰か。
毎ラウンド、お菓子が一列に並べられ、親プレイヤーがそれを好きなところから2つに分ける。そして全員、どちらがほしいかを一斉に選び、選んだのが1人だったらお菓子を獲得できる。獲得できなかったプレイヤーは、残ったお菓子をさらに2分割してどちらかを選び……というように繰り返す。
お菓子は限度の枚数があり、それを超えると失点になってしまう。ほかのプレイヤーの状況を見て、どこで分割すればほしいお菓子がもらえそうか考える悩ましいお菓子集めゲームだ。
内容物:お菓子カード65枚、いたずらカード9枚、クッキーマンカード14枚、ことりカード1枚、どうぶつカード12枚、ヘンゼルタイル1枚、グレーテルタイル1枚、親タイル1枚、ことりの巣タイル1枚、簡易ルールシート1枚、あそびかた説明書1冊(カードはすべて57×88mm)
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