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東横INNフランクフルト中央駅前

今年もエッセン・シュピールに参加することになった。月曜朝出発の翌月曜朝着、現地6泊の日程である。同行者は地元で木の玩具屋「Kimi」+ボードゲームバー「ある世界」を経営する船山さん。家まで迎えに来てもらって新幹線に乗り、羽田からルフトハンザ・ドイツ航空でフランクフルトへ。
フランクフルト着が夜7時を過ぎることと、エッセンのホテルは絶賛値上げ中なので、1泊目だけフランクフルトに宿を取ることにした。そこで思いついたのが東横INNフランクフルト中央駅前である。

私は国内旅行時にほぼ東横INNに泊まっている。東京ビッグサイトにバスで行ける門前仲町は特によく使う。ポイントも貯まり、無料宿泊も何度かしているほどのヘビーユーザーである。
近年、東横INNは海外展開を進めており、韓国や東南アジア、ヨーロッパではマルセイユとフランクフルトにある。国内とどこまで違うのか興味があった。
フランクフルト中央駅前は駅の正面出口から5分ほど、駅横にある。建物に入るとフロントは人がだいぶ並んでいた。ドイツ語、英語、日本語を使いこなす手慣れた日本人スタッフに対し、ちょっとお茶目なドイツ人が手間取っている模様だ。ポイントを使ったので宿泊代は2人で18ユーロ。安!
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館内には宿泊者専用のバーがある。しゃぶしゃぶ13ユーロというのも目を引いたが、食事は飛行機で済ませてあるので、ヴァイツェンビア3ユーロと、ピーナッツ2ユーロで軽く乾杯。
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部屋は間違い探しをしたくなるほど日本と同じだった。ウォシュレット、ドライヤー、電気ポット完備。ベッドが少し小さめなくらいか。飛行機の中でも寝てはいたが、12時間の長旅の疲れも出て時差ボケもなく朝までぐっすり。
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朝食は無料とは思えない品揃え。チーズ、ハム各種のほか、サラダ、ソーセージ、卵に、ご飯と味噌汁もあり、たくあん漬けと卵ふりかけで食べた。デザートはヨーグルト。
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東横INNの利用者アンケートには毎度、東横INNがあったらよいと思う都市に「デュッセルドルフ」と答えている。デュッセルドルフからエッセン・シュピールの会場までは1時間ほどかかるが、東横INNがあったら通うにちがいない。日本人の多い街なので、無理ではないような気がしている。
今日はドルトムント経由でゆっくりエッセンに向かう。鉄道工事でエッセン中央駅へのアクセスが悪くなっているので、早めの電車にのることを心がけたい。

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シュピール’18:dlpゲームズ

アルティプラーノ:旅行者(Altiplano – der Reisende)
ゲームデザイン・R.シュトックハウゼン&L.マルツ&S.マルツ、イラスト・K.フランツ、2~5人用、12歳以上、60~120分。
今秋、アークライトから日本語版が発売される『アルティプラーノ』の拡張セット。旅行者が南アメリカの高地を回り、住民たちに新しい知識をもたらす。彼と会うと、これらの成果を利用できる。公開の積み替え場で、オパールと引き換えにレアな品物を手に入れられるだろう。またさまざまなイベントがボリビアとペルーの山脈の状況を多様にする。
この拡張に寄って移動計画がより重要になり、リソースの獲得がよりインタラクティブになる。また旅行者のもとで獲得できるものが新しい幸福への道開く。しかし予見できない出来事により、計画変更を余儀なくされることもあるだろう。
旅行者と新しい場所「積み替え場」と、イベントは両方でも、どちらかでも自由に加えることができる。
マニトバ(Manitoba)
ゲームデザイン・M.プランゾ&R.コンザドーリ、イラスト・D.ローハウゼン、2~4人用、12歳以上、60~120分。
カナダのマニトバ州では、先住民族のクリー・インディアンが自然のスタイルで時代に合わせた生活を送っており、中心的な要素であるトーテムを使って物質的にも精神的にも成長しようとしている。厳しい冬を乗り切って、自分の一族に最もよい新年を迎えさせるのは誰か。
手番プレイヤーは5つのディスクが重なったトーテムから1つを選び、そのアクションを行う。ほかのプレイヤーは、選ばれたディスクより上にあるディスクのアクションを行う。アクションは中央にあるボードに対応し、そこからアイテムを獲得し、村に持ち帰ったり捧げ物にしたりできる。村では各アイテムの価値を高め、ボーナスを獲得する。ラウンド終了時にはイベントが発生したり、アイテムを得点したりして、規定ラウンド終了時に得点の多い人が勝つ。

バルパライソ(Valparadiso)
ゲームデザイン・S.マルツ&L.マルツ、イラスト・M.メンツェル、2~5人用、12歳以上、45~90分。
チリの港町バルパライソは19世紀、自由貿易のおかげで繁栄していた。プレイヤーは影響力のある市民となり、国内に商人を送り、海外に船を出して価値の高い商品を販売して名声を競う。
商品の積み替え、商品の販売、商人の雇用、商人の移動、家の建設、村での商売、船の移動、海外への配送といったアクションカードから毎ラウンド4枚を選び、裏向きにしてプロットして、順番に1枚ずつめくって実行する。
村では商品やお金を勝利点にすることができる。また海外への配送によって勝利点と共に強力なアクションカードが手に入り、それ以降のゲームを有利に進めることができる。
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