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ドロッセルマイヤーズ「ゆるゲー」シリーズ、裁判となぞなぞゲームから

ドロッセルマイヤーズは11月24日、ゲームマーケット2018秋より、日常にゆるっと入り込む新シリーズ「ゆるゲー」の第1作『ドロッセルマイヤーさんの法廷気分』と、第2作『ドロッセルマイヤーさんのなぞなぞ気分』を発売する。ゲームデザイン・渡辺範明&大山功一、アートディレクション・宇佐美詠子、グラフィックデザイン・タンサン株式会社、イラストレーション・U井、4~6人用、8歳以上、20~30分、両方セットで2500円(税込)。
「ゆるゲー」とは誰もがゆるくマイペースに遊べ、会話やコミュニケーションの呼び水になり、上手に場の脇役になれるゲーム。競技的な厳密さよりも、遊ぶ人が自由にアレンジできる適当さを重視し、ゲームと非ゲームの境界線にあるような挑戦的なシリーズにしたいという。
第1作『ドロッセルマイヤーさんの法廷気分』は、推理と直感のお手軽裁判ゲーム。被告役のプレイヤーが「私の一番好きな昆虫はクワガタです」「高校時代に3人から告白されました」といった証言に、裁判長がウソか本当かを判定する。検察官は裁判長がウソというように、弁護士は本当というように、誘導尋問したり、屁理屈を展開したりして議論を誘導する。推理というよりも空転する議論や会話そのものを楽しむゲームだ。木製のミニハンマー、サンプル証言カード入り。
第2作『ドロッセルマイヤーさんのなぞなぞ気分』は、ランダム生成なぞなぞゲーム。上の句と下の句をランダムに組み合わせることで「みんなが欲しがる / 丸いもの、な~んだ?」「鉄でできている / 弱点って、な~んだ?」など、無数のなぞなぞが自動生成で出題される。それにプレイヤー達が口々に回答し、出題者が自分の好みで正解を決定する。いつでもどこでも遊べるよう、ミニ書籍の形になっている。
ゲームマーケットでの販売はグーニーカフェのブース(C25-26)にて土曜のみ。通販及び会場受け取り予約は、ドロッセルマイヤーズのウェブサイトにて。
ドロッセルマイヤーズの新作は『HYKE』以来6年ぶり。

Posted in 日本語版リリース

『ダウンフォース:デンジャー・サーキット』日本語版、11月下旬発売

ホビージャパンは11月下旬、クラマーのレースゲームの拡張セット『ダウンフォース:デンジャー・サーキット(Downforce: Danger Circuit)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・R.ダヴィオー、Jr.ハニーカット、J.D.ジェイコブソン、イラスト・T.コバーン、2~6人用、8歳以上、20~40分、2000円(税別)。プレイするためには『ダウンフォース』基本セットが必要。
今年8月に日本語版が発売されたレースゲームに早くも拡張セットが登場。追加コースとして交差ループと分割セクションが特徴の難コース「クロスタウン・スピードウェイ」と、ひび割れた路面や落石が転がる「スイッチバック峠」が入っている。
また、新たなパワーカードとして、ガードレールの横で移動を終えれば追加で2マス進める「タフ」、1~2マスしか移動できないときに3マス進める「ボールド」、どの車も移動できないときに3マス進める「ディフェンシブ」、隣接する車をすり抜けて斜め移動できたときに追加で2マス進める「レックレス」、自分の前の車が移動したときに後を追える「エクスペリエンスド」、ベットラインを通過したら追加で2マス進める「アンビシャス」が入り、ドライバーの性格やテクニックを左右する。これらのパワーカードは基本セットにも導入可能。
経験者同士ででよりテクニカルにプレイするもよし、新しいパワーカードで駆け引きを楽しむもよし、楽しみ方の幅が広がる拡張セットだ。
内容物 ゲームボード(両面印刷)1枚(クロスタウン・スピードウェイ/スイッチバック峠)、能力カード 6枚、ルールシート