負けたらカエルだぞ!『ルーザー』日本語版、1月下旬発売
ホビージャパンは1月下旬、みんなの数字を推理して敗者になることを回避するカードゲーム『ルーザー(Loser)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・B.カタラ&V.デュトレ、イラスト・A.ペトルク、3~6人用、8歳以上、15分、1500円(税別)。
ライフスタイル・ボードゲーム(ロシア)から今年リリースされたカードゲーム。ゲームデザインは『キングドミノ』のブルーノ・カタラが担当した。推理力とカードの特殊能力とブラフで、たったひとりの敗者になることを回避する。
全体には1~19のカードがあり、『ドメモ』のように各プレイヤーに配って場に一部だけ表にしておく。手番には、手札から1枚ずつ、赤いカードは表に、青いカードは裏にして出す。こうして全員の手札が1枚だけになったら投票。自分のカードが一番数字が大きいと思う人は親指を上に、そうでないと思う人は親指を下にする。そしてカードをオープン。自分のカードの強さを見誤ってしまった人が敗者となる。
敗者となったプレイヤーは、プレイヤーカードの半分をカエルの面にし、2度敗者になって全身がカエルになったプレイヤーがこのゲームの「ルーザー」となる。
場札やほかのプレイヤーの手札と交換したり、ほかのプレイヤーの手札を見たりできる場札のアクションカード、誰かに強制的に親指を下にさせたり、特定のカードの数値が2倍になったり、手番順がリバースしたりする手札の特殊能力カードがあって、推理を混乱させる。
はたして残った手札は、ほかのプレイヤーと比べて大きいのか、小さいのか? スリリングな展開が楽しめるカードゲームだ。
内容物 プレイカード19枚、アクションカード2枚、特殊能力カード23枚、キャラクターカード6組、ルールシート
(写真は英語版)
ボードゲーム消費金額2018、平均は22万7千円
当サイトで行ったアンケート「ボードゲーム消費金額2018」の結果を発表します。回答者は79名でした。ご協力ありがとうございます。
今年1年、ボードゲームの購入に使った金額の平均は227,245円。昨年に行ったアンケートの平均額227,116円とほぼ同額でした。中央値も前回と同じ130,000円。最低額は2282円、最高額は200万円でした。回答者の分布はグラフの通りです。
新作リリース数は昨年よりも格段に増えている中で、購入金額が前年並みということは、それだけ購入しないゲームが増えているということになります。限られた予算、限られた時間の中での取捨選択。どのゲームを買い(遊び)、どのゲームを買わない(遊ばない)か? 来年も頭を悩ませることになりそうです。
この頃新作が多すぎて何を買ったらいいか分からなくなってきたという方はこちらもどうぞ → 「○○専」という選択