自分のブロックが見えないように『プエブロ』日本語版、4月27日発売
ピチカートデザインは4月27日、JELLY JELLY GAMESのレーベルで『プエブロ』日本語版を発売する。ゲームデザイン:W.クラマー&M.キースリング、イラスト:シリージェリー、2~4人用、10歳以上、60分、5940円(税別)。
オリジナルは2002年、ラベンスバーガー社(ドイツ)から発売された作品。オーストリアゲーム賞大賞、オランダゲーム賞、日本ボードゲーム大賞(東京部門)、国際ゲーマーズ賞にノミネートされた。その後、プレイテ(韓国)が2023年にコンパクトなパッケージでリメイクしているが、今回はモジトスタジオ(アメリカ)の2024年版に基づく。アートワークが大きく変わり、メインボードと得点ボードが1枚になったが、ルール変更はない。
アメリカ南部、粘土のレンガで作られたネイティブアメリカンの集落を、横や上から自分のピースが見えないように積み重ねるブロック配置ゲーム。手番には手持ちのブロックから、中立のもの(白)か自分の色のものを置き、首長コマを4マスまで進める。止まったマスから側面または上から見て、見えている色のプレイヤーは失点となる。失点は高い階層ほど大きい。
全員がブロックを置き終えたらすべてのマスについてもう1度検査があり、失点の合計が一番少ないプレイヤーが勝者となる。できるだけペナルティにならないようにブロックを置きたいところだが、まったくペナルティを受けずにゲームを終えることはほぼ不可能。受けてもいいペナルティを見極めつつ、より多くのペナルティを相手に与えるようお互いに振る舞うのは、パズルチックながら盛り上がる。
内容物:ゲームボード 1枚、ブロック 43個、プレイヤーコマ 4個、首長コマ 1個、足跡タイル 1枚、手番順タイル 4枚、庭タイル 4枚、布袋 1枚、説明書 1枚
ボードゲームカフェのビルで火事、姫路
15日午前10時40分頃、姫路で4階建ての複合ビルが全焼する火事があり、2階のボードゲームカフェ「B-CAFE」が被害を受けた。定休日だったため店員は無事で、ゲームマーケット2024春には予定通り新作マーダーミステリーを出展する。
ニュースによると、このビルに住む女性が「2階の台所でお湯を沸かしていたら火が燃え移った」といい、病院に搬送されたが命に別状はないという。
B-CAFEも同じ2階にテナントを借りており、床が焼け抜け、1000タイトル以上のボードゲームを含め甚大な被害を受けた模様。当面の営業は見送らざるを得ないが、オーナーの黒田尚吾氏はXで再建の意思を表明。全国のボードゲーム愛好者からは次々と励ましの声が寄せられている。
NHK:姫路 4階建ての複合ビルで火事
兵庫・姫路のボードゲームカフェ「B-Cafe」を訪問
今なら永沢君の気持ちがわかる pic.twitter.com/PppBreooao
— 酢豚@豚小屋(SNE黒田) (@subuta96) April 15, 2024
B-CAFE再開に向けての活動記録としてXでも進捗報告していきたいと思います。本日消防の方と建物内に入って調書とり。奥から火が出たので店奥は炭化、手前はススと放水で全滅という感じ。階段にある豚のぬいぐるみが汚れてるけど焼き豚にならずに済んだので現場保持ルールが消えたら持って帰りたい pic.twitter.com/hEoqS4diPf
— 酢豚@豚小屋(SNE黒田) (@subuta96) April 16, 2024