決してカンタンじゃない!『ザ・ゲーム:クイック&イージー』日本語版、8月6日発売
アークライトゲームズは8月6日、『ザ・ゲーム:クイック&イージー(The Game: Quick & Easy)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・S.ベンドルフ、イラスト・O.フロイデンライヒ、2~5人用、10歳以上、8~10分、1600円(税別)。
カードを昇順・降順に並べて手札を出し切ることを目指す協力ゲームをスピーディーにしたもので、オリジナルはニュルンベルガーシュピールカルテン出版(ドイツ)から発売された。
手札は2枚しかなく、数字は1から10まで5色になっている。手番には昇順の山か降順の山に1枚ずつプレイし、2枚補充する。「黄色の高いカードをもってます」ということはできるが、具体的な数字を言うことはできない。同じ色ならばどの数字でも出すことができ、これで上がり(下がり)きった数字を戻すことができる。
全ての数字カードを2つの山に置き尽くすことができれば全員の勝利。しかし簡単に手詰まりするため、タイトルとは裏腹にゲームは決して簡単ではない。プロフェッショナルモードでは1手番に1枚ずつしかプレイできず、しかもカードの色と、どちらの山にプレイしたいかしか言うことができなくなる。チームワークが試され、何度も挑戦したくなる作品だ。
内容物:カード 52枚、ルール説明書 1枚(※カードサイズ:91×59mm)
次にいう数は?『七人の探偵』日本語版、8月6日発売
アークライトゲームズは8月6日、カードゲーム『七人の探偵(Die fiesen 7)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.ゼメ、イラスト・亀川秀樹、2~6人用、8歳以上、15~25分、1800円(税別)。
オリジナルは2015年、夕日のドライハーゼン(ドイツ)から発売された。輸入版は「7人のマフィア」「えげつな7(セブン)」のタイトルで流通していた。このたびはイラストを一新し、マフィアから探偵に変更しての発売となる。
カードを出すたびに指定されたリアクションをして、間違えないようにカウントアップ(カウントダウン)するリアクションゲーム。
プレイヤーは順番に1枚引いて共通の捨て場に公開。カードのイラストには全て効果があり、数を言う、特別なセリフを言う、無言で過ごすなど、取るべきリアクションを行う。その間に1から7までカウントアップし、7から1までカウントダウンする。
カウント以外でも数字は進めなければならず、「1!」「ゴホン」「3!」「4!」「……」「6!」というようになかなかややこしい。さらにカードに2人いれば2回カウントしなければならない。間違えたらペナルティとして、その時点での捨て場のカードをすべて受け取り、最初に自分の山をなくしたプレイヤーが勝利する。
一回のミスで逆転するかもしれないシチュエーションで一瞬も油断はできず、スリルのあるゲームが楽しめる。さあ、次にへまをやらかすのは一体誰だ?
内容物:カード 110枚、ルール説明書 1枚(※カードサイズ:56mm×87mm)