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マカオ(Macao)

飛び出すダイスで勝負
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エッセンの中古屋さんで見つけてきたラベンスバーガーの飛び出すダイスゲーム。2つのゲームが楽しめる。
「小マカオ」は親が5つの穴のうち、3つの穴にダイスを1個ずつ、1つの穴にダイスを2個入れる。手番プレイヤーは、どこかを選んで押すと、ダイスが入っていれば飛び出す。3ヶ所まで挑戦でき、合計が12以下でできるだけ大きくなるようにする。その結果を受けて親が、残ったところからダイスを飛ばして、12以下でその結果を上回るようにする。
ダイスが入っていないところを押すとペナルティ。気合を入れて押したらハズレだったり、ぎりぎりのところでダイスが2個飛び出してバーストしたりして盛り上がった。
「大マカオ」は5つの穴に書いてある数字が倍率(1~10)となる。親が全部のダイスを飛ばして倍率をかけ、基準点を設定。各プレイヤー(親も含む)はこれをオーバーしない中で、できるだけ大きい数字を出すことを目指す。
倍率10のところから、だんだん小さくしていって目標に近づける感じはゴルフのようだ。確率を考えて確実なところを攻めるか、一か八かを狙うかも悩ましい。
ボタンを押すとダイスが飛び出すギミックがドキドキさせる仕掛けとなっている。
Macao
ゲームデザイン・M.デヴィソン/ラベンスバーガー(1982年)
2~5人用/9歳以上/30分

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ヨギ(Yogi)

肩こりが治る?

カードの指示に従ってポーズをしたりカードを挟み込んだりして、無茶苦茶な姿勢を保つアクションゲーム。タイトルは「ヨガ行者」の意味。イギリス人デザイナーの作品で、今年には拡張セット『ヨギ・グル』も発売されている。
手番には2枚のカードのうち、どちらかを選んで実行する。緑のカードはポーズを取るもの、赤のカードはそのカードを体のどこかの部分に付けるものだ。「右ひじを肩より上に」「カードを右耳に」「中指を手のひらに」といった指示があり、ひとつひとつは難しくはなくても、累積するとだんだんきつくなってくる。
自分の番が来るまでにカードを落としてしまったり、指示されたポーズができなかった人は脱落して、最終的に残った人が勝者。
両手を複雑に絡ませている人、体が限界まで傾いている人、腕を上げっぱなしの人……ゲームが進むにつれて、みんながそれぞれ独特のポーズをキープしているのがシュールで笑う。でも一番きつかったのは「目をつぶって」だろうという話だった。
Yogi
ゲームデザイン・B.シャフリアリ/イラスト・S.カルーソ
ギガミック(2017年)
3~12人用/8歳以上/15~20分