KdJ受賞の協力トリテ『ザ・クルー』日本語版、9月25日発売
ジーピーは9月25日、『ザ・クルー 第9惑星の探索(Die Crew: Reist gemeinsam zum 9. Planeten)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・T.ジング、イラスト・M.アームブルスター、2~5人用、10歳以上、20分、2000円(税別)。
オリジナルはコスモス社(ドイツ)から昨年秋に発売された。エッセン・シュピール’19の会場内人気投票スカウトアクションで1位となり、先週発表されたドイツ年間エキスパートゲーム大賞(KdJ=Kennerspiel des Jahres)にも選ばれた。カードゲームの一大ジャンル「トリックテイキングゲーム」を協力ゲームに仕立てた作品。国内ではジーピー社が日本語訳つき輸入版を取り扱っていたが、この度日本語版に切り替わる。
配られた手札から1枚ずつ順番にプレイして、一番強いカードを出した人がみんなの分を取るが、「指定された条件を特定の人物が満たす」などの毎回ミッションが与えられており、ミッションを達成しなければならない。舞台は宇宙空間という設定で、ゲーム中の会話は一切禁止され、お互いの手札を教え合うことも、相手に出してほしいカードを伝えることもできない。
毎ゲーム各プレイヤーに1回だけ与えられた通信を利用して、自分の手札内容をピンポイントで伝え、それをヒントにミッションを達成しよう。ミッションは全部で50もあり、地球上でのトレーニングを経て月、そして第9惑星を目指すという設定。難易度はどんどん上がっていくが、その分クリアしたときの喜びも格別になるだろう。
ドイツ年間ゲーム大賞審査員が「トリックゲームの特別な魅力をここまで引き出すことができたゲームはほとんどなかった」と評した作品。トリックテイキングに馴染みのある方もない方も、まだ見ぬ宇宙の旅に出てみてはいかが。
第2回静岡アナログゲーム祭り、藤枝で8月1日開催
8月1日(土)に静岡・藤枝市文化センター大ホールにて、「第2回静岡アナログゲーム祭り」が開催される。12:00~17:00、入場料550円(前売り)。
昨年12月に行われた第1回に続くイベント。以下の29団体が出展し、創作・輸入ボードゲームや関連グッズを販売する。ゲームマーケットが2回連続で中止になっていたため、初出のものも出る模様だ。
ゲームストア・バネスト(辞退)、グループ・ロシアンティー、KEY商会(辞退)、スタジオくるくる、WAVE GAMES、ベリーマッチ・トイ、絵本と遊びの喫茶店ikicia、ライブレイジ、トイドロップ、番次郎書店、ジェーンとマトン、ASOBI.dept、TUC GAME、イオピーゲームズ、88create、NSGクリエイト、HLKT工房、WeekendWizard、シアワセ修練場、抹茶の日、なつき屋木工、プレイマーケット、CedarBook’s(辞退)、ちょっとずつ違う、U.I games、妄想ゲームズ☆(辞退)、冒険心をくすぐるお店「コノス」、久遠堂、コロコロ堂、サザンクロスゲームズ、デバッグモンキーズ、アクセサリー工房 ころん、ゆらん、ノスゲム(辞退)、ゲームショップぶんぶん
感染拡大が続くコロナ禍の中、厳重な対策をとって行われる。入場時間は30分ごとに区切られ、前売チケットもそれに合わせて販売。感染拡大地域からの参加再考、マスク着用の徹底、接触確認アプリの使用、入場時の検温、長時間の滞在の遠慮などが呼びかけられている。詳しくはこちら 。
昨年の第1回は併設ボードゲーム会や終了後の懇親会があったが、今年はいずれもできないため、駄菓子類、お茶、お団子販売のブースを設け、静岡土産を持ち帰れるようにしている。
原則として、当日券の販売はないとのことで、参加予定の方は本日中にこちら でチケットを購入しておこう。
・静岡アナログゲーム祭り 公式サイト