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早解きスライドパズル『フラッシュエイト』日本語版、6月19日発売

flash8J.jpgすごろくやは6月19日、早解きパズルゲーム『フラッシュエイト(Flash 8)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.デュフォー、イラスト・S.ミラモン、1~4人用、7歳以上、15分、2500円(税別)。
オリジナルはスコーピオンマスク社(カナダ)から2019年に発売された作品。自分のボードで電子コマ8個を、指示カード通りの並びになるように素早くスライドさせる早解きパズルゲームだ。
テーブル中央に指示カードの山がいくつか置いて全員一斉にスタート。各自「タブレット」と呼ぶ自分の枠付きボードの中、指示カードのいずれかのパターンができるように電子コマ8個をスライドする。指示通りのパターンができたら「フラッシュ!」と叫び、正解ならその指示カードを獲得する。全部の指示カードがなくなったとき、獲得したカードの多い人が勝つ。
スライドパズルだけでなく、指示カードはコマの並び方もパターンの数もいろいろあり、自分のタブレットの状況を見てどれを選ぶかも重要で、冷静な判断力が問われる。パターンが少しずつ変わっていく中でタイムトライアルする1人ゲームモード入り。
すごろくや:フラッシュエイト

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ドイツ年間キッズゲーム大賞2020に『スピーディロール』

ドイツ年間ゲーム大賞選考委員会は本日、ルール地方のスタジオからオンライン中継にてドイツ年間キッズゲーム大賞(Kinderspiel des Jahres)の発表と授賞式を行った。審査員のC.シュレビンスキ氏の進行で先月ノミネートされていた3タイトルの中から、『スピーディロール(Speedy Roll)』が大賞に選ばれた。
ステイホームでボードゲームが注目される中、選考は知り合いのつてをたどって行われたという選考の苦労話からスタート。3タイトルのノミネート作品について紹介動画が流れ、デザイナーにオンラインでインタビューを行った後、大賞が発表された。
大賞を受賞した『スピーディロール(オリジナルタイトル:ヘッジホッグロール)』は、リトアニアのデザイナー・U.シュリンスカスがデザインし、オリジナルはライフスタイル社(ロシア)から発売された。ドイツ語版はピアトニク社(オーストリア)から出版され、ドイツ語圏に紹介されている。シュリンスカス氏は2018年、『エモジート』でも同賞にノミネートされている。
テニスボールのようなハリネズミのボールを転がし、マジックテープが付いたリンゴ、キノコ、葉っぱのチップを集めるゲーム。集めたチップを使ってハリネズミを進めるが、これから進むマスにあるチップを取らないと進めないため、どこからどれくらいのスピードで転がせば狙ったチップを集められるか試される器用さのゲームだ。
1番に家に帰ることを目指す競争モードと、後ろから追いかけてくるキツネより早く家に戻ることを目指す協力モードがある。1~4人用、4歳以上、20~25分。日本国内での発売は未定。
本賞とエキスパートゲーム賞の発表と授賞式は7月20日、同じくオンラインで行われる。
Spiel des Jahres:Informationen zum Kinderspiel des Jahres 2020