その擬音はどんなシチュエーション?『ゼッタイギオンカン』9月17日発売
幻冬舎は9月17日、擬音を使うコミュニケーションゲーム『ゼッタイギオンカン』を発売した。ゲームデザイン・さいころk(するめデイズ)、3~8人用、8歳以上、15分、1600円(税別)。
オリジナルはするめデイズがゲームマーケット2015秋に発表した『擬音フェスティバル』。第2回ゲームマーケット大賞で一次審査を通過している。
数字カードで擬音の文字数を決めたら、擬音カードを1枚ずつ出して全員共通の擬音を作る。その擬音にぴったりなシチュエーションを順番に発表し、自分がいいと思うものに投票する。これを繰り返して投票数の一番多いプレイヤーが勝利。
擬音カードは全部で82種類あり、組み合わせは2500億通り以上。カードの文字がマンガ調になっており、文字のビジュアルによるインパクトもあるため、想像力や表現力がかき立てられる。言われてみれば納得の回答や、想像の斜め上を行く回答に盛り上がる作品だ。
幻冬舎によるゲームマーケット作品の一般発売は、『タギロン』から数えて8タイトル目となる(タグ:幻冬舎 を参照)。書店でも購入することができる。
リソースを集めて船を出せ!『エンパイア・オブ・ザ・ノース』日本語版、10月22日発売
アークライトゲームズは10月22日、『エンパイア・オブ・ザ・ノース ~北方の開拓者たち~(Imperial Settlers: Empires of the North)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・I.チェヴィチェク&J.キジャンカ、イラスト・R.クチャルスキー、1~4人用、10歳以上、45~90分、6500円(税別)。
文明開拓ゲーム『インペリアル・セトラーズ』(2014年)の後継作として、ポータルゲームズ(ポーランド)から2019年に発売された作品。ゴールデンギーク賞カードゲーム部門ノミネート、イギリス・ゲームズエキスポ賞アメリカンスタイル新作ボードゲーム一般投票部門賞。北方の島々を舞台としたリソース管理ゲームだ。
スコットランド人、イヌイット、バイキングから各2氏族、合計6氏族のデッキから1つを選んでプレイし、リソースを集めて施設の建設や遠征を行い、勝利点を競う。
各自の山札から手札を引いてスタート。時計回りに1アクションずつ行い、全員がパスするまでラウンドを行う。アクションは4つあり、木材や石材などのリソースを支払って施設を建設するか、建設した施設を使うか、氏族アクションを行うか、他プレイヤーの施設を襲撃する。氏族アクションで船を出していれば、近海/遠洋カードを「略奪」してリソースと勝利点をもらうか、「征服」して特殊能力を獲得することができる。
遠征は氏族アクションで船を置いた順番であるため、狙っている近海/遠洋カードをほかのプレイヤーに取られるかもしれない。リソース収集と合わせて、ほかのプレイヤーに先取りされないように注意する必要がある。
氏族デッキはそれぞれ特徴があり、その特徴を生かしたコンボを組めるかどうかが勝敗を分ける。どの種族でプレイするかという選択に加えて、アクションの種類や遠征先で得られる効果もゲームごとに変わり、リプレイアビリティの高い作品となっている。
内容物:カード 224枚、勝利点ボード 1枚、遠征ボード 1枚、勝利点マーカー 4個、親マーカー 1個、アクションタイル 5枚、氏族タイル 4枚、氏族アクションコマ 8個、シール 8枚、資材マーカー 100個、労働者マーカー 28個、ニンジャ労働者マーカー 1個、攻撃トークン 11個、金貨トークン 21個、5倍トークン 2個、番号トークン 5個、氏族船トークン 13個、共有船トークン 3個、ルール説明書 1冊、1人ゲーム説明書 1冊、地図 1枚(※カードサイズ 63×88mm)