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村を建設して地下を冒険『アバブ&ビロウ』日本語版、7月9日発売

aboveandbelowJ.jpgアークライトゲームズは7月9日、『アバブ&ビロウ(Above and Below)』日本語版を発売する。ゲームデザイン&イラスト・R.ローカット、2~4人用、13歳以上、90分、5800円(税別)。

オリジナル版はレッド・レイブン社(アメリカ)がキックスターターを経て2015年に発売した作品。ゴールデンギーク賞で5部門(年間最優秀、イノベーティブ、ボードゲーム、ファミリーゲーム、アートワーク)にノミネートされている。地上でコツコツ村を作る建設ゲームと、地下におもむいて大冒険を繰り広げるナラティブゲームが合体した。

バーバリアンによって村を焼き討ちにされ、長旅の果てにたどり着いた新天地で地上の開発と地下世界の冒険を同時に行い、村の発展を競い合う。

地上では村人を雇用し、家を建てて冒険に役立つ能力やリソースを手に入れる。村人にはユニークな能力があり、それをうまく活かせるかがカギとなる。

準備が整ったら村人を連れていざ地下世界へ。地下世界では215種類のパラグラフの中から1つがダイスでランダムに選ばれ、隣のプレイヤーがイベントブックを開いて読んでいく。選択肢とダイスによる判定があって、無数の可能性で冒険譚がつむがれていく。どの村人を連れていくかによっても、成果は変わるだろう。

村の発展と地下世界での冒険は互いに影響を与え合うため、遊ぶたびにゲームの展開は異なったものとなる。村を成長させる楽しみと、ゲームブックのワクワク感が両方楽しめる欲張りな作品だ。

内容物:状況ボード 1枚、プレイヤーボード 4枚、ダイス 7個、ラウンドマーカー 1個、評判マーカー 4個、物品トークン 81個、りんご酒トークン 10個、薬品トークン 20個、コイン 50枚、村人タイル 36枚、カード 94枚、ルールブック 1冊、イベントブック 1冊(カードサイズ59×91mm)


(写真は英語版)

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ゲームマーケット2020秋:出展受付開始

ゲームマーケット事務局は16日、ゲームマーケット2020秋(11月14~15日(土・日)東京ビッグサイト青海展示棟)の出展募集を開始した。一次受付は6月30日まで。定数を上回った場合は抽選、下回った場合は二次募集となる。
3月と4月に予定されていたゲームマーケット大阪・春と2回連続で中止になった後でのゲームマーケット。新型コロナウィルス対策で「一般と中古は2スペース単位」「企業ブースはなし」「試遊はエリア出展のみ」など、出展プランが限定されている。
出展形式は一般、中古、エリアの4種類で、出展料はそれぞれ17600円(1日)、17600円(1日)、161700円(両日)から。一般と中古では1日(土曜か日曜)か両日かが選べる。中止になったゲームマーケット大阪・春で出展を予定していた団体は、振返を希望していればその分が差し引かれる。
出展できるものはアナログゲームに関するものであれば創作、中古、輸入、関連グッズ、書籍など自由だが、成年向け商品の販売・プレイはできない。詳しくは下記リンクを参照のこと。申込は、ゲームマーケット公式サイトから出展申込フォームに記入して送付する。〆切後、事務局から通知があり、出展が決まれば出展料を支払う。このほかに、カタログ原稿を期日まで送らなければならない。
また今後、流行状況によってさまざまな条件が変更になる場合もあるとのこと。今年は夏までのボードゲームイベントが世界的に中止・延期となっているが、11月には一定の収束状況になり無事開催されることを祈りたい。
ゲームマーケット2020秋:出展申し込み