シュピール・デジタル’20:ホールゲームズ
『洛陽の門にて』『ルナ』『イルヴェッキオ』『アクアスフィア』『デルフォイの神託』とゲーマーズゲームを発表してきたドイツの出版社が4年ぶりの新作を発表する。
★ボンファイア(Bonfire)
ゲームデザイン・S.フェルト、イラスト・D.ローハウゼン、1~4人用、12歳以上、70~100分。日本語版がホビージャパンから発売予定。
魔法のかがり火は死に絶え、古代人の街は廃墟となり、世界は黄昏の中に消え失せた。かつてかがり火を見守っていた光の守護者たちは、遠く離れた島へと退却した。彼らは暗闇を打ち払える者を待ちわびている。
プレイヤーはこの運命に立ち向かうノームの民となり、空虚な街を整え、守護者たちが故郷の地に戻る準備をする。かがり火を再び灯すために必要なミッションを達成して、新しい故郷を輝かせよう。
手番には運命タイルを配置してアクションマーカーやお金を集め、アクションマーカーを使って道路の建設、船の移動、ミッションの獲得、守護者の召喚、かがり火の使用、ノームの募集という6つのアクションから1つを行う。ミッションの条件を達成することでかがり火を点火でき、一定数が点火したらゲーム終了。かがり火や守護者の数などで得点を競う。
ミッションは多様で、難易度もさまざま。またミッションの達成を助けるノームの特殊能力も数多く用意されており、変化に富み、やりがいがあると同時に、先を見越した計画性と柔軟性の両方が試される。少ないアクションの選択肢だけで多様な展開を生み出し、エキサイティングで挑戦しがいのあるゲーム体験ができる。
(Boardgamegeek)
和風カードスタンド&拡張付きの新版『花火:スターマイン』日本語版、9月下旬発売
ホビージャパンは9月下旬、『花火:スターマイン(Hanabi: Grands Feux)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.ボウザ、イラスト・G.グエレ、2~5人用、8歳以上、25~45分、3000円(税別)。
2013年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞した協力カードゲーム『花火』を、カードスタンドを加え、拡張を加えたリメイク版。オリジナルは2019年、カクテルゲームズから発売された。
プレイヤーは花火師となり、同じ色の花火カードを数字順に並べて見事な花火を打ち上げることを目指す。しかし自分の手札は見ることができず、ほかのプレイヤーからもらった数字や色のヒントをもとにプレイしなければならない。ミスを避け、カードがなくなる前に花火を完成させることはできるのか?
今回の新版ではカードサイズやトークンを和風にリデザインし、和風カードスタンドが付属。また、多色カード10枚、黒色カード10枚、ボーナスタイルを使った3つの拡張ルールが追加されている。
内容物:カード70枚、カードホルダー5個、トークン8枚、袋1枚、タイル9枚、ゲームエイド1部、ルールブック1部
(写真はオリジナル版)