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アラカルトカードゲーム賞2020に『ザ・クルー』

ドイツのボードゲーム専門誌『フェアプレイ』は24日、シュピール・デジタル会期中にアラカルト・カードゲーム賞2020を発表した。識者の投票によって、『ザ・クルー(Die Crew)』が1位に選ばれた。
『ザ・クルー』は、コスモス社による協力トリックテイクゲーム。トリックテイクのルールでカードを出していき、さまざまなミッションを達成する。ミッションがたくさんあり、難易度がどんどん日本語版はジーピー社が発売したが品薄が続いている。
2位はカードドラフトゲーム『カーニバル・モンスターズ』、3位にはアンジンビルドゲーム『レス・アルカナ』が入った。どちらも日本語版が発売されている。4位以下は次の通り。
【アラカルトカードゲーム賞2020】
1位:ザ・クルー(Die Crew / T.シング / コスモス)
2位:カーニバル・モンスターズ(Carnival of Monsters / R.ガーフィールド / アミーゴ)
3位:レス・アルカナ(Res Arcana / T.レーマン / サンドキャッスルゲームズ)
4位:スパイシー(Spicy / G.Z.ガボール / ハイデルベア)
5位:ぶらーりブラーノ島(Buntes Burano / W.M.リン / ボードゲームサーカス)
6位:ウォーターゲート(Watergate / M.クラマー / フロステッドゲームズ)
7位:妖怪(Yōkai / J.グリフォン / ゲームファクトリー)
8位:パームアイランド(Palm Island / J.ミートリング / コスモス)
9位:ドン・カルロ(Don Carlo / W.クラマーほか / モーゼス)
10位:スペースベース(Space Base / J.D.クレア / AEG)
À la Carte – Der Kartenspielpreis link

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『TIMEストーリーズ レボリューション:ハダル・プロジェクト』日本語版、11月上旬発売

hadalprojectJ.jpgホビージャパンは11月上旬、『TIMEストーリーズ レボリューション:ハダル・プロジェクト(TIME Stories Revolution: The Hadal Project)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.ロゾワ&M.デルプ&K.デルプ、イラスト・ルーキー、2~4人用、10歳以上、60~180分、4500円(税別)。拡張セットではなく、単体でプレイできる。

チームで時空を移動して事件を解決する冒険ゲーム『T.I.M.Eストーリーズ』の新シリーズ「ブルーサイクル」。2019年のデモシナリオ「ダミアン1958NT」を経て第1弾が今春正式リリースとなった。

西暦2099年、恐ろしいウィルスが世界の人々に壊滅的被害を与える中、超深海(ハダル)にある科学研究基地では奇妙な事象が発見されていた。それは人類の未来を決定しかねないものだ。より詳しい調査に参加し、ハダル・プロジェクトの秘密を暴き出そう。

新たなルール・要素としては、裏向きのパンチボードでゲーム展開が隠されており、サイズの異なるプレイヤーの’器’ごとに用意される個人カード、地図など共通情報の一般カードで情報が管理され、前サイクルの結末からもたらされた時間移動のリソース「アズラク結晶」による時間管理、ダイス判定を廃した能力値判定などがある。

はたして、君たちは超深海に横たわる謎を解き明かし、人類を救うことができるだろうか?

内容物:ルールブック 1部、トークンパンチボード 1枚、アズラク結晶 32個、物語カード 110枚、一般カード 60枚、個人カード 59枚
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(写真はフランス語版)