『ワールド・ワンダーズ:世界の驚異パック』日本語版、6月下旬発売
ホビージャパンは6月下旬、『ワールド・ワンダーズ:世界の驚異パック(World Wonders: Mundo Wonders Pack)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:Z.メンデス、イラスト:T.ヴェントレ、1~5人用、14歳以上、70分、3850円(税込)。プレイするためには『ワールド・ワンダーズ』基本セットが必要。
ミープルBR(ブラジル)によるポリオミノタイル配置ゲームの拡張セット。大スフィンクス、ストーンヘンジ、オルメカの巨石人頭像、バビロンの宮中庭園、万国の門、ロードス島の巨像、兵馬俑、クテシフォンのアーチ、そして姫路城の9つのモニュメントが追加される。
木製コマは塗装済み。カードを使ってこれらの新モニュメントが必ず選択肢に含まれる「ムンドモード」でも遊べる。
内容物 ルールブック 1部、木製モニュメント 9個、カード 18枚
着陸に備えよ『スカイチーム』日本語版、6月28日発売
すごろくやは6月28日、『スカイチーム(Sky Team)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:L.レモン、イラスト:E.イベラー&A.リーブ、2人用、12歳以上、20分、4620円(税込)。
機長と副操縦士が、飛行機を安全に着陸させることを目指す2人用協力ゲーム。オリジナルは2023年にスコーピオンマスク社(カナダ)から発売された。ゴールデンギーク賞の2人ゲーム部門賞・協力ゲーム部門賞、ドイツ年間ゲーム大賞のノミネート3タイトルに選ばれている(大賞は未発表)。
機長役は青いダイス、副機長役はオレンジのダイスを衝立の後ろで振って、相談なしに1個ずつ操作盤に配置して飛行機を操作する。ダイスを全て配置したらラウンド終了で、7ラウンドまでにタイヤの展開、空港への到着、機体の水平、スピードの減速という4条件を満たしていれば着陸成功。その前に、空港に近づきすぎたり、他の飛行機と衝突してりすると着陸失敗となってしまう。
ダイスは配置できる出目や配置順に縛りがあり、計画性と臨機応変さが求められる。「左翼が下がり気味なので調整しよう」「そろそろ速度を上げて空港への距離を縮めよう」など、機体の状況を分析して方針を擦り合わせていく流れはリアル。まだ配置していない相手のダイス状況を推測して自分の動きを決め、着陸を成功させよう。
上級ルールでは、羽田空港への着陸から、世界でいちばん着陸が難しいと言われるブータンの「パロ空港」まで21のシナリオがあり、短い滑走路や横風など、より高度な連携が求められる。
内容物:着陸手順書(ルール説明書)1部、3層構造のコントロールパネル 1枚、飛行機傾度ディスク 1枚、機長用ダイス(青)4個、副機長用ダイス(オレンジ色)4個、ついたて 2枚、高度トラック 1枚、モントリオール・トリドー空港の進入トラック 1枚、飛行機コマ 12個、空気力学マーカー(青とオレンジ)各1個、ブレーキマーカー(赤)1個、コーヒーコマ 3個、振り直しタイル 2枚、スイッチ 10個、フライトログ(上級ルール説明書)1部、進入トラック(両面式)10枚、ケロシンモジュール 1枚、ケロシンマーカー 1個、インターンモジュール 1個、インターンタイル 6個、振り直しタイル 2枚、風モジュール 1個、アイスブレーキモジュール 1個、特殊能力カード 6枚、混雑ダイス(黒)1個